3話(//∇//) ページ3
ピーターside
俺の二人目の後輩、A。
静かで可愛い女海賊。ロレッタともジュジュビエーヌとも違う雰囲気で、謎めいてる。
『……早くしよう』
ピタ「え?」
それじゃあ、と言いかけると、先にAがそう言った。多分、チップを待たせてるからってことだと思う。
ピタ「でもやり方……」
『分かる。早く行こう。可哀想』
Aは俺の手を引き、チップの元へ戻った。
チプ「……早かったね……?」
『ピーターもするって』
は?言ってねーし……けど、まあ、良いか。Aも初めてだし、しながら教えれば。
ピタ「今日だけな。教えながらする」
と、ブラシをAに渡して甲板掃除を始めた。
はぁ、なんで俺こんな緊張してんだ?Aがただ俺の横で掃除してるだけだろ……
『ピーター、これ……』
ピタ「ん?ああそれは……」
分かるんじゃなかったのかよ!
……チップが一人でするの嫌そうだったから、わざと早く行こうとしたのか?
なんだよ、優しいな……
『ありがとう』
それだけ言うと、Aは少しだけ微笑んだ。その顔がすげー可愛くて、ドキドキしたのは……あれだ。
いや、別に好きになんてなってない。
別に好きじゃない。と、思う。
チプ「おい!ピーター!!終わったぞ!!」
ピタ「、お、おう、じゃあ次な……」
別に好きになんてなってないからな!!!多分!!
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ちさ@海賊(プロフ) - まるさん» すみません、外しました (2018年9月25日 22時) (レス) id: 5a21ee5c7b (このIDを非表示/違反報告)
まる - ルールをしっかりご確認下さい。オリジナルフラグをちゃんと外して下さい (2018年9月21日 21時) (レス) id: 96785d57c7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ちさ@海賊 | 作成日時:2018年9月18日 6時