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じゃあね ページ17
二「おばあちゃん肩こってるねー」
『そっかぁそのお手伝いの方法もあったかぁ〜』
家の中で話す。
尾形は基本会話に入らないけどね。
と、そこで谷垣が帰ってくる。
………やばい、杉本を追ってここへ来たって言う嘘がバレるかもしれない。
谷垣は今、ボクに敬語を一切使わない。
『お、おかえり〜………』
谷「ただい…ま……っ！！尾形上等兵！」
………とりあえず、誤魔化せそうだ。
谷垣がドジしなきゃ、だけど。
谷「一条咲、なぜ此処に尾形上等兵と二階堂一等卒が………？」
『たっ』
谷垣いいイィィィィィ！！？？
空気呼んで敬語使えやぁああああ！！！！！！
．
と、そこで尾形がピクリ、と動く。
尾「なぜ谷垣は一条咲少尉に敬語を使っていない………？」
ジト、と見つめられる。
嘘をつくか、本当のことをいうか。
『うあー！ダメだ。もういいもういい。ボクはさっき尾形と二階堂に嘘をついたんだよ。
ボクは杉本を追いかけてきてなんかない。
軍から逃げてきたんだよ。』
谷「あ、」
谷垣、気付くのが遅いよ。
そこで尾形はため息をつく。
そこで尾形は今度は谷垣をみる。
尾「玉井伍長達を殺したのはお前か？谷垣源次郎」
………あぁ、
それはボクも知りたいね。
『谷垣、ボクにも教えてくれ。興味がある』
．
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