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また ページ15
白「ここの人達の優しさに触れて気が変わったの？A」
杉「俺達は全然いいけど」
ア「フチも喜ぶ」
『えっ！みんな聞いてたの？』
少し恥ずかしくなる。
でも本心に抗ってでも金塊が欲しい。
そんな自分勝手なこと言ってらんないよ。
『………いいよ、ボク金塊ゲットしなきゃだし。ここにいたら他の人に追い越されちゃう！』
ア「そうか………」
ボクが嘘をついてることに気づいてそうなアシリパ。
本当の事を言う必要は………まだ、ないよね。
ア「私はAが金塊を必要としている理由を知らない。だけど、きっと大事な理由なんだろう？
A、ここにいたいのなら気が済むまでここにいてもいい。
いつか、私達と合流して後から手伝ってくれればいい。
Aの本心のまま生きていける様に私は手伝いたい。」
美しく微笑むアシリパちゃんを見て、見惚れてしまう。
そうだよね、
後から合流して手伝えば、
金塊も手に入れられるし、いいよね。
『ふふ、そこまで言われたらそうするしかないじゃん！
アシリパちゃん、ありがとう。ボクは1ヶ月くらいここにいさせてもらうよ。』
．
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