転生しちゃった系のじぇーけーは原作ぶっ壊しに行きます

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｢君にとってはただのリスかもしれないです
けどうちにとっては家族同然なんです｣


家族がほしい累くんにこの言葉はピッタリだと思う

反応せずにはいられないと思うんだ


累｢本物の家族の絆、、欲しい！！｣


｢はい、うちの家族になりませんか？｣


キョトン顔の累くん、頂きましたァァ

まじかわいすぎる


累｢それは君が鬼になるということ？｣


｢いえ、鬼にはなりません
月に1度うちの血をあげます
だから人を食べないでください｣


十二鬼月の累くんには難しいことかもしれない

ここからは食欲と家族への欲しさのどちらが勝つかだよね


累｢君何言ってるの？
僕は十二鬼月だよ？
人を食べないと生きていけない｣


｢そんなの分からないじゃないですか
物は試しです
飲んでみてください｣


このままだべられてしまう可能性もある

いや、むしろその可能性の方が高いだろう

だからこれは賭け


いや、やっぱり噛まれるの痛すぎる!!


累｢君、稀血だね
でも多くは飲みたいと思わない
不思議な血だな｣


ちょっと待て、それは血がまず過ぎて食べられたもんじゃないということかい？

それはそれで悲しいんだが、、


累｢いいよ、君の提案に乗ってあげる
僕は累、君の名前は？｣


｢うちはA
これからよろしくね｣


家族となるものに対して嘘はつきたくない

だから本当の名前を言った

よかった、これで累くんを倒すことはなくなるんだね

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