初任務 【その2】 ページ9
『いえ……私の能力は相手の血液がないと意味が無いんです……！』
「…わかりました。…では僕のG･Eを使いましょう！」
『……？！』
Aは驚いたように目を見開く。
その視線の先は上に向かう。
ジョルノの能力であるG･Eは生命を生み出すことが出来る。
それを利用して彼は太いツルを天井に貼り付けたのだ。
ツルはぐんぐん成長し、やがて上をむくと緑1色になった。
『……？！一体何を……！』
「……A。僕は奴を探し出すことに成功しました。」
落ち着いて話すジョルノ。
『…本当に？！誰なの！』
Aの言葉を無視し、続ける。そして顔の向きをぐるりと反転させ、人混みの中を指指した。
「……貴方が先程の幽波紋使いですね？」
彼が指さしたのは、数メートル先にいる大柄で金髪の男だった。男は目を合わせると分かりやすく焦ったように動揺する。
「な……なにぃ？！な、何故バレた……！！」
その問いにジョルノは答える。
「…貴方は随分と馬鹿な方ですね。幽波紋使いでないとこの天井のツルは生えていることすら気づかない。しかし貴方は上を向いた……ただそれだけです。」
『す、すごいですジョルノくん……！』
「いえ。これは貴方の初任務だ。後は頼みますよ。」
『……任せて！あの人なんですね！』
そういうとAは人混みの中体を軽々と持ち上げ、そして驚くことに周りの一般人の頭を蹴飛ばし、その男まで跳んだ。そう、跳んだのである。
「？！？！」
ジョルノもその予想外の行動に衝撃した。
『ごめんなさい！失礼します！』
1回では距離が足りなかったようで、また彼女は頭を蹴飛ばす。申し訳なさそうに謝るA。流石に周りの群衆もザワザワとどよめき出した。
Aの欠点は、必死になると頑固で周りが見えなくなること……なのだ。
そうしてやっと男に接近することが出来たと安堵の表情を浮かべる。
しかし彼女は気づいていない。
彼女の背後に近づくもう一人の男がいることに。
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しらとめ(プロフ) - 晴日空あかねさん» （レス出来てなかったので再度失礼します汗）告白だなんて…(照)嬉しさの極みです…泣 頑張りますありがとうございます！ (2022年10月6日 18時) (
レス) id: a1cf89d02d (このIDを非表示/違反報告)
しらとめ(プロフ) - ドリアンさん» （レス出来てなかったので再度失礼します汗）めちゃめちゃ嬉しいお言葉ありがとうございますっ！！！更新がんばります♩ (2022年10月6日 18時) (レス) id: a1cf89d02d (このIDを非表示/違反報告)
晴日空あかね(プロフ) - え！好きです！(唐突な告白)更新頑張って下さい楽しみにしてます！！ (2022年9月28日 17時) (レス) id: e70225fc42 (このIDを非表示/違反報告)
ドリアン(プロフ) - 続きすごく楽しみです(*'▽'*) (2022年9月25日 21時) (レス) @page3 id: f43b62c151 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しらとめ | 作成日時：2022年9月24日 12時
