仮初の i ページ24
あの初任務から2週間、ブチャラティチームはコツコツと小さな任務をこなして行った。
それは勿論Aも同じで、大分ギャングとしての自覚が出てきたようだ。顔付きも段々と変わってきている。(ような気がする)また、ジョルノ以外の他のメンバーと関わることもあってか、チームにも馴染んできた。
そしてそんなある日、Aを含めたメンバーが全員リビングに集められた。ブチャラティから話があるそうだ。
ミスタ曰く、全員での任務だろうとのこと。Aにとっては初めてだったの少し緊張する。
ブチャラティは少し遅れてやってくると、深刻な趣で話し始めた。
「遅れて済まない…早速だが、本題に入る。今回の任務は、皆察しているように全員で取り組む重要な任務だ。皆、心して聞くように。」
ごくりと息を飲む。いつもならくつろぎの場であるリビングにピシリとした空気が張り詰めている。
「司令内容を読み上げる。」
「今回の任務は、組織に関わっているパーティーでの護衛…だが、場合によっては暗殺だ。」
「場合によっては……？」
フーゴが驚きの声を上げる。
「あぁ。場合によって、だ。」
「でもよぉブチャラティ。暗殺だったら俺らのチームじゃあないんじゃあねぇか？」
「そうだな。俺もそう思った。しかし、護衛対象直々の希望らしい。」
「はっ。なんだかAみたいだな」
少しからかわれてむっとするA。
「詳しいことは移動中に話す。パーティー会場はベネツィアだ。今から向かう。準備と覚悟は出来ているな？」
「おう！もちろんだぜ！」
ナランチャが気合満々と言わんばかりの声出すとともに、皆頷き、立ち上がる。
この任務、組織とお父さんの関係が何かるかもしれない＿＿＿そんな予感が、私の胸を渦巻いていた＿＿。
列車に乗ると、用意された専用の個室に入り、腰掛ける。
私の隣にはジョルノくんとアバッキオ。向かい側にはブチャラティが座っている。
そしてやっとブチャラティから概要が伝えられた。
その内容は＿＿＿
「依頼内容
令嬢、‘’マリー･ラリア"の護衛。護衛者は狙撃者に命を狙われている。狙撃者を殺し、彼女を守る。パーティーはベネツィアで行われる仮面舞踏会である。それぞれ皆正体を隠して、護衛者にばれないように任務を遂行せよ。だ。」
「バレないように……！？」
思わず小さな声が零れた。
「バレないように……ということは狙撃者がいることもバレてはいけない…ということですね？」
「あぁ。だそうだ。」
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しらとめ(プロフ) - 晴日空あかねさん» （レス出来てなかったので再度失礼します汗）告白だなんて…(照)嬉しさの極みです…泣 頑張りますありがとうございます！ (2022年10月6日 18時) (
レス) id: a1cf89d02d (このIDを非表示/違反報告)
しらとめ(プロフ) - ドリアンさん» （レス出来てなかったので再度失礼します汗）めちゃめちゃ嬉しいお言葉ありがとうございますっ！！！更新がんばります♩ (2022年10月6日 18時) (レス) id: a1cf89d02d (このIDを非表示/違反報告)
晴日空あかね(プロフ) - え！好きです！(唐突な告白)更新頑張って下さい楽しみにしてます！！ (2022年9月28日 17時) (レス) id: e70225fc42 (このIDを非表示/違反報告)
ドリアン(プロフ) - 続きすごく楽しみです(*'▽'*) (2022年9月25日 21時) (レス) @page3 id: f43b62c151 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しらとめ | 作成日時：2022年9月24日 12時
