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鈴木「おじ様、この方が例の会ってみたいっておっしゃっていた人よ。」
小五郎「おぉ、貴方が!!」
em「はい! 是非ともこれまで解いてきた難事件についてのお話しを聞きたくて、、よろしいでしょうか?」
どうやらこの教授はおっちゃんの今までしてきた推理について聞きたいらしい。
随分と物好きな人もいたものだ。
小五郎「勿論です! さぁさぁ、あちらのテーブルでゆっくり話しましょう!!」
em「ありがとうございます!!」
すっかり気を良くしたおっちゃんはさっさと俺達をおいてVIP席に向かって行ってしまった。
毛利「はぁ、、まったく、お父さんたらすぐに調子乗るんだから。」
あの親からどうやったらこんなにしっかり者の蘭が生まれたのか不思議でならないが、おそらくあの親だからこそ子がしっかりしたんだろうな、、なんて能天気なおっちゃんの背中を見送りながら考える。
鈴木「まぁ良いじゃないのたまには。
折角だしそこのスイーツビュッフェでも食べましょ。」
毛利「あ、うん。」
流石富裕層のパーティーと言うか、ここに並んでいる料理はどれも高級感溢れていて、それに美味い。
おっちゃんを放って置いて俺達はビュッフェコーナーに足を運んだ。
目についた料理(蘭と園子はスイーツだが)を皿に乗せてテーブルの周りをぐるぐる回っていると、急に園子が立ち止まった。
鈴木「ねぇねぇ蘭! あそこの人達めちゃくちゃイケメンじゃない!?」
毛利「本当だ。芸能人かな?」
何かあったのかと心配になったが、どうやらいつもの面食いが発動しただけのようだ。
思わずははは、、と苦笑した。
鈴木「あれ? あそこに居るのショッピくんじゃない?」
コナン「えっ!?」
園子の視線を追うと、そこには整った容姿の集団の中にいつもと違う雰囲気でわかりにくいが、確かにショッピが居た。
ピチッと糊の利いたスーツを身に纏い、あまり主張のないシンプルなアクセサリーを付けている。
芸能人かと思う程のオーラを纏った人の中で、ショッピも十分にその存在を主張している。
認めたくないが、流石イケメン。
毛利「なんでこのパーティーに来てるのかな。誰かに招待されたとか?」
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キムチ - 続きが気になりすぎてやばいです (2月19日 8時) (レス) id: fc78fe5922 (このIDを非表示/違反報告)
うえ〜い - めちゃめちゃ続きが気になります〜天才ですか? (6月8日 9時) (レス) @page47 id: 3fe700da3b (このIDを非表示/違反報告)
朝霧 - 前のコメントめちゃ勘違いでした。本当にすみません(>人<;) (5月14日 22時) (レス) @page44 id: efc5479664 (このIDを非表示/違反報告)
朝霧 - コメント失礼します。この作品が別サイトの作品に凄く似ているので聞きたいのですが、この作品は何か参考とかされてるんですか? (2023年3月6日 22時) (レス) @page6 id: 4475659f7a (このIDを非表示/違反報告)
havix - グハッ!…この作品に撃ち抜かれました…チーン…… (2022年12月26日 20時) (レス) @page47 id: a15aad9fab (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ちりめん しらす | 作成日時:2022年4月24日 14時