24 ページ25
コナン「あのさ、3人ってどう言う関係なの?
普通だったらそこまで接点ないと思うんだけど。」
やはりそこが気になったか。
あらかじめ3人で考えておいた関係について簡単に説明する。
この設定使わないと思ってたけど役に立ったな、なんて考えつつ、ライターでお気に入りのキャスに火をつける。
ut「ゾムは共通の友達経由で知り合ってん。ショッピくんは血の繋がりはないけど、一応僕の子供でな。今預かっとるんよ。」
コナン「そ、そうだったんだ。」
"血の繋がりがない"と言うことは、流石にあまり触れてはいけないと感じたらしいコナンくんは少し控えめな質問をそれからするようになった。意外と気が利くらしい。
コナン「、、安室さんと知り合い?」
そのまま答えにくいものにはのらりくらりと煙に巻いて上手く逃げていたが、やはりあのイケメントリプルフェイスさんの反応が気になっていたようで、少し思い切った質問をされた。
ut「俺は面識ないよ。」
コナン「、、そっか。色々教えてくれてありがとう! 僕、先戻ってるね!」
ほなね〜、とひらりと手を振って、思い切り息を吸って肺まで紫煙を押し込み、空中に向かって吐き出す。
名探偵が居るから意外と早く解決して帰れるかもしれない。それだとありがたいな。
この１本吸い切ったら戻るか。
ーーー
syp side
暇。とてつもなく暇。
今思うのはその事だけであった。
警察が来てから現場検証とかなんやらかんやらがあり、サンドイッチを食べきった俺はゾムさんとゲームをしていたが、スマホのゲームなので、もっとやり込むタイプの俺とゾムさんは暫くしてお互いに飽きた。
流石に喫茶店に来てまでパソコンでゲームをしようとは思わないからやる事がない。今はただただ虚空を見つめていた。
zm「暇や、、、」
syp「いやほんまに。」
そろそろひとらんさんに教えてもらった両手の人差し指を使って遊ぶ"わりばし"とやらを始めようか、なんて考えるくらいに暇である。
ちなみに被害者は2人の連れと共に来店しており、食べたサンドイッチから少量の毒が検出されたらしい。
連れの1人は女性。花屋だそうだ。被害者との関係は古くからの友人。
もう1人は男性。サラリーマン。被害者とは会社の同僚。
他にも数人が店内に居たが、皆被害者とは無関係だと言う。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 514人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
キムチ - 続きが気になりすぎてやばいです (2月19日 8時) (
レス) id: fc78fe5922 (このIDを非表示/違反報告)
うえ〜い - めちゃめちゃ続きが気になります〜天才ですか？ (6月8日 9時) (レス) @page47 id: 3fe700da3b (このIDを非表示/違反報告)
朝霧 - 前のコメントめちゃ勘違いでした。本当にすみません(＞人＜;) (5月14日 22時) (レス) @page44 id: efc5479664 (このIDを非表示/違反報告)
朝霧 - コメント失礼します。この作品が別サイトの作品に凄く似ているので聞きたいのですが、この作品は何か参考とかされてるんですか？ (2023年3月6日 22時) (レス) @page6 id: 4475659f7a (このIDを非表示/違反報告)
havix - グハッ!…この作品に撃ち抜かれました…ﾁｰﾝ…… (2022年12月26日 20時) (レス) @page47 id: a15aad9fab (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ちりめん しらす | 作成日時：2022年4月24日 14時
