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手を繋いで歩いていると、キュッと力が入った
あ「祐くん？」
祐「…。」
あ「祐くん！」
祐「あっ、ごめん。何？」
疲れちゃったのかな？
さっきの子犬とは比べ物にならないくらい緊張した表情をしていた
あ「大丈夫？体調悪い？？」
足を止めて尋ねてみた
祐「いや、大丈夫。それより…早く次行こう？」
この場を早く立ち去りたい様子だった
ひょっとして…
あ「祐くん…ここ…蜘蛛とか苦手？」
いま歩いているのは、熱帯のコーナーで少ないけど蜘蛛がいた
ビクッと肩を動かし、バツが悪そうに私の顔を見ると小さく頷いた
あ「フッ…フフフッ」
こらえきれず、小さく笑い声を漏らしてしまった
祐「も〜、必死で隠してたのにぃ。笑いすぎ！！」
あ「ご、ごめ…フフフッ」
祐「行くよ！！」
手を引かれ、熱帯コーナーを通り越した
少し拗ねてしまった祐くんは可愛かったけど、このままでは気まずい
車に戻ってから、素直に謝ろう
あ「ごめんね？誰にでも苦手な物はあるよね？」
祐「…」
あ「祐くん？」
祐「ちゅーしてくれたら許してあげる。」
あ「えっ…」
祐「ほらほら、早くぅ♡」
目を瞑って待っている様子は、さっきの子犬を思い出させた
よしっ！！
思い切って頬にキスをしようと目を閉じた瞬間、両頬を手で包まれ唇に柔らかい感触があった
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mipyy(プロフ) - カゲさん» いつもありがとうございます☆ 私も、こんなに続くとは思ってませんでしたw 書いてて楽しいと思えるお話を、これからも書きたいと思います♪ (2018年10月30日 6時) (
レス) id: 3791b121fb (このIDを非表示/違反報告)
カゲ - つ、ついにシェアハウス5！！どうも〜*こんなに書くなんてすごいですね！読んでも読んでも飽きない作品をいつもありがとうございます！寒くなってきてますが体調に気をつけて更新頑張ってください！！！！！ (2018年10月29日 23時) (レス) id: fdb96d0db4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：mipyy | 作成日時：2018年10月29日 23時
