この世界で生きる【刀剣乱舞】【男主】

八話 ページ10

朝餉を食べ終わり、離れの厨へと食器を持っていくと燭台切がいた

貴「俺の分まで作ってくれてありがとう」

燭「いやいや、こっちこそ殺そうとしてごめんね······」

貴「？毒なんて入ってなかった気がするが？」

燭「君は僕達を大切に扱ってくれそうだからね。安心したというか、君なら大丈夫だと思ったんだ」

燭台切は優しく微笑んだ

燭「これから宜しくね、主」

貴「宜しく。燭台切光忠」

燭「光忠でいいよ」

貴「分かった······手伝うぞ？」

和気あいあいと皿洗いをする二人の姿が安定により発見された

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貴「食糧難を防ぐ為に、畑を作ろうと思う」

加「いきなりだね」

堀「僕は良いと思うなー」

一は懐から財布を出し、加州に手渡した

貴「という訳で、万屋で種を買って来てくれ。その中に入っている金なら好きな物を買うと良い」

加「良いの！？」

貴「嗚呼」

全員が内番服に着替えて、万屋に行くと、一は外に出た

そして、雑草だらけの庭に両手を置き、霊力を一気に放出した

すると本丸に、花が戻り、桜が舞い、畑が戻った

霊力を放出したせいで眠くなった一は、桜の木の幹にもたれて眠った

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