十五話 ページ17
本丸に帰ると、一の頬がピリッと痛んだ
乱「あ、主さんだー！おかえりー」
厚「演練、どうだった？」
兼「勝ったか？」
粟田口派の短刀達と堀川、和泉守が出迎える
しかし、その間にも痛みは腕、足、脇腹と身体中に広がっていった
最初は一も気にしていなかったが、だんだんおかしいと思い出した
その直後、足をまるで"銃弾で撃たれたように"その場に崩れ落ちた
燭「主？大丈夫？」
貴「あぁ、大丈夫だ······ちょっと、部屋に戻る」
部屋に戻ると、タンスにもたれかかった
タンスにもたれかかっだ途端、一を激しい痛みが襲った
貴「あﾞあﾞあﾞあﾞあﾞあﾞあﾞあﾞあﾞあﾞあﾞ！」
一はそのまま意識を失った
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
一の声を聞きつけ、加州達が部屋に入ると
タンスの前に一が倒れていた
加「一くん！？」
加州は一を抱き起こすと、大声で薬研を呼んだ
薬研が一を診察し始めた
加「一くんは、無事なの······？」
薬「大将の身体に異常はねぇな······多分、呪術かなんかか？」
堀「僕らの中にその系統が解決出来る人はいませんし······どうしたらいいんでしょうか？」
男士達の中ではもう答えは出ていた
兼「平安刀のじいさんらは駄目だな。一の首が落ちる」
後「じゃあ、にっかりはどうだ？」
鯰「にっかりさんなら大丈夫そうだね」
にっかりに決まった途端、加州と大和守が走って部屋を出た
残った刀達は一を敷布団の上へと移した
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 324人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「男主」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ふわ(プロフ) - 朧嶺月さん» ありがとうございます！明日更新するつもりです。お楽しみに！ (2019年11月18日 22時) (
レス) id: 7df268f107 (このIDを非表示/違反報告)
朧嶺月(プロフ) - 展開楽しみo(*ﾟ∀ﾟ*)o (2019年11月18日 4時) (レス) id: 9a0981a5e4 (このIDを非表示/違反報告)
ふわ(プロフ) - 神奈さん» 好きと言っていただけてありがたいです！頑張ります！ (2019年8月29日 22時) (レス) id: 7df268f107 (このIDを非表示/違反報告)
神奈 - この話好きです。更新頑張ってください。待ってます！ (2019年8月29日 20時) (レス) id: 173ea3e1dd (このIDを非表示/違反報告)
ふわ(プロフ) - いまづきさん» 応援ありがとうございます！更新頑張ります！ (2019年7月12日 7時) (レス) id: 7df268f107 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
