[wrwrd]幼馴染みはめんつゆくん。3【cn】

105杯 ページ14

me side

私は人生で最大のやらかしをした。

実況者生活9年間。
それだけは絶対失敗しないようにと、生きてきたのに。

マイクの切り忘れは、私の命を切られたも同然だ。

今更遅いと思いながらも、ファルシュの声で会話に入る。


『いや、ほんっっまにすいませんでした………
めちゃくちゃ悪いことしてるってわかってたんです…

でも、俺は普通にゲームがしたくて。
女やったら色々面倒だったんで、男でやってたんです……

まじで、すんません………』


マイクの前で頭を下げながら必死の謝罪をする。


cn「俺も、知ってた上でコラボの話出しとったから同罪や。ほんま、ごめん。」



ut「まぁ……俺は別にええと思うけど。

個人の活動に俺らが口出しする権利も意思もないし、性別がどっちやろうと変わらんっすよ。」

kn「せやな…。さすがスター！！ええこと言うわ…！」

zm「そうやねー。俺らも別に黙っとくんで、安心してええっすよ。」


予想外の反応に戸惑いつつも、嬉しさが込み上げる。


『ほんまっすか……！！？
ありがとうございますっ！！！！』

syp「というか、まだ若干信じれてないんすけど。
聞いてる限りめちゃくちゃ男の声やないっすか。」

rb「いや、ほんまに。ちょっと高いなとは思うけど……」

cn「やろ？まじで俺も初めて聴いたときびっくりしたもん。」


tn「…あの…思ってんけどさ……」


と、そんな中、しばらく喋ってなかったトントンさんが口を開いた。


tn「…成瀬さん…ですよね…？？」

ut「成瀬って…チーノの彼女の…？」

syp「えっ、まじすか…！？」


『ｱｯ…そこまでバレたんですね……』


と、声を地声にして話す。

またものすごい音割れが脳を揺らした。

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