[wrwrd]幼馴染みはめんつゆくん。2【cn】

70杯 ページ24

me side

昼食を食べた後。

今度は私が二人分のを片付けようとしたが明らかに無理だったので千尋に手伝ってもらいました()


『あ、そうだ。お金！』

cn「ん？」

『お昼、奢らせてもうたやろ？自分の分返すわ。いくらやった？』


そう言って、財布を開ける。


cn「ふふwええよ。別に。」

『いや、良くないよ…』

cn「ほんまきっちりしとんなあ。ええって。
せっかくのデートなんやから、かっこつかせてや？」


デート…、
そのワードに不慣れな私はドキリとした。

あぁ、せや…彼氏さんとのお出掛けはデートになるんやったか…？
はぇー、どうしよ…いきなりどうしてええかわからんくなった…((


『あー、そっか…？』

cn「おん。次行こうぜ。」


財布をしまい、千尋の隣を歩く。

えぇ…なんなんやろこの気持ち…変に意識してまうわ…変な感じ…

多分あれやな。周りにカップルが多いから、そう疑似体感してしまうだけやろ。うん。

と、ぱっと切り替えて、千尋との会話に身を投じた。



それから、行き着いたのはシネマ。


cn「気になっとる映画があんねん。」

『ほぇー。』


もちろんこれも千尋の提案だ。

映画かぁ…めっちゃ久しぶりやな。
今しとるやつとか全然知らんわ…()


cn「この映画な、原作がばりおもろいんよ。
あ、ホラーやないから安心してや。」

『へぇー、あ、この監督知っとる。』

cn「ほんま？この人の作る映画おもろいよなぁ〜」


それな話をしながらチケットを取る。


『15:00からか…まだあと一時間半くらいあんなぁ。』

cn「どっか見たいもんあったら、まわろか。」

『特にないかなぁ…』

cn「じゃ、適当なとこでゆっくりしとく？」

『いいね。』


てことで、私達は休憩スペース(?)みたいなとこで、尽きない話をしていた。


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cn side


今度はAと映画を見る。
控えめに言ってめっちゃ楽しみ。

映画までの時間をゆっくり潰す。

俺とAは話が尽きない。
内容は他愛もないことばっかりやけど、それでもまあ、笑える。

時間が近づいて、ポップコーンと飲み物を買いに行った。

列が長くて、ちょっとトイレにと俺が列を離れて、戻ってくると
なぜかドヤ顔のAがトレーを持って待っていた。


『これでおあいこだぜ…！』

cn「あぁww」


なるほどね？w

トレーを奪い取り、席に向かう。
暗い場内は、映画館特有の空気に覆われている。


上映前の、カメラ人間とポップコーン頭の映像を見て草を生やし、

そのあとの本編はしっかりと楽しんだ。

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