[wrwrd]幼馴染みはめんつゆくん。2【cn】

57杯 ページ11

me side


これを、告白だと捉えていいのだろうか。

ただ、私に向けられる真剣な眼差しは、嘘をついているようにも思えなかった。

だとしたら、千尋は私のことを好きだってことになる。


私は、千尋のことが好き？

そう自分に問うてみても、答えは、まだ少しもやがかかっている。

ただ、嫌じゃなかった。むしろ少し、嬉しかった。
だから…


『…千尋がそれでええんやったら、私は別に構わんよ…？』

cn「え、ほんま？」


断って、関係が壊れるのを恐れたからかもしれない。
少しだけ、千尋のことを恋愛対象として見てたからかもしれない。

ただ、なんていうんだろう。
好奇心…だろうか。
この気持ちを、はっきりさせたかった。


『その代わり、酔ってたから嘘。なんて言わんでや…？』

cn「言わへんよ。そんな酔ってへんし」

『えぇ？顔真っ赤やのに。』

cn「照明のせいちゃうか？」

『んははは、なんやねんw』


いつもの会話、いつもの二人。
ただ、少しだけ目線が違う。


そろそろお開きにしよか。と、
居酒屋からの帰り道。

ちょっとぎこちないけど、それも全て笑いとばした。


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cn side

家に帰って、そのままベッドにダイブする。


cn「えぇ、まじか、どぉしよ…」


なんか知らんけど、付き合うことに…なったやんな…？……やんな？

えぇー、もう、ど、どうしたらええん？？


せや、大先生に報告………
あれ待てよ？俺、大先生のL◆NE知らんわ。


とりあえず、服脱いでシャワー浴びて寝た。

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