[wrwrd] 幼馴染みはめんつゆくん。【cn】

【ﾊﾛｳｨﾝ番外編】あと10秒… ページ47

me side


今日はハロウィンですね。
どうも、ファルシュこと(?)Aだよ。

…はい。←

と言っても、普段通り仕事はあるわけで。
ハロウィンなんか社会人になってからやってない。
やる友達も…おらんしね……()

会社が終わり、外に出て見れば、キャッキャウフフの陽キャ祭り。

うっ…眩しいっ……

なんなんぽまえら。ほんまによお(半ギレ)


『なぁ…ハロウィンって必要ですかね。』


そう語りかけたのは、なぜか私の仕事が終わるまで待っていた千尋。


cn「まぁ、それはわからんな。多種多様ってことで。」

『いいよなお前は。陽キャやし？メガネかけた陽キャやし？？』

cn「うるさいわwなんやねんそれ。陽キャちゃうし！」

『黙れパリピ。』

cn「いや、理不尽。」


くっそぉ、ええもん。
陰キャはハロウィン絵描いてツイ◆ターで騒ぐんじゃ。


と、謎にふてくされていると千尋が私を呼んだ。


cn「A。」

『あ？なに……んぐっ』


千尋の方を向いた瞬間、口に何かを入れられた。


『……あま…』

cn「トリック・オア・トリート〜」

『なんかいろいろ間違ってへん？』


普通、お菓子もらうために言うことやのに、お菓子あげて言うとか、
おぉかぁしぃ↑やろ((


cn「俺にもなんかちょーだい☆」

『はぁ？急に言われても…』


カバンを探るもお菓子なんてあるはずもなく。


『生憎今はなんにもないんだが。』

cn「し っ て た」

『じゃあさ、コンビニかどっか行こ。買うからさ。』

cn「いや、お菓子やなくてええねん…」

『？』

cn「一回だけ、ぎゅってして…ほしい…なぁ…と」


言ってて恥ずかしくなったのか、声が小さく、寒いのにも関わらず頬が赤い。


『ふっw言うなら言い通せやwええよ』

cn「うるさi…ってええの…！？」

『小さい頃はやってたやん？幼馴染みやし。減るもんちゃうし。』


すると少し複雑な顔をしながらも、手を広げる千尋。

ぎゅっ

結構身長のある千尋に、私はすっぽりと収まってしまった。
大きくなったなぁと、しみじみ思う((

それから、離れようとすると、回された手はぎこちなく強められた。


cn「あ、あと10秒だけ…」

『ぇ、うん。』


なぜか心がきゅっと締め付けられた。


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※本編にはあんまり関係ありません※

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