・ ページ11
・
誘導した先は
自分でももて余すくらいの熱を帯びた場所。
ｲｪｿﾝは何もかもわかっているのに
まるでそれを楽しむかのように
人差し指で下着の上からそっと撫でてくる。
違う。
これじゃない。
いつもの。
そんな感情に押し潰されそうになり
体を捩らせるしか出来なかった。
私からのサイン＿＿＿＿＿
早く抱いて………………
小さな悲しみにも似た溜め息を漏らすと
ふと口角を上げ微笑むｲｪｿﾝが
YS「思う存分、乱れろよ。」
一気に引き下げられた下着と
真っ直ぐに突き刺すような指に
悲鳴に似た声を上げるしか出来なかった。
「っやん、っあっ、んっ…………」
息が止まりそうな快感の波。
咄嗟にｲｪｿﾝの腕にしがみつく。
絶妙な力加減と指の動きに
何回も意識が飛びそうになり
「ｲｪｿﾝ………っ、、」
何度も何度も名前を呼ぶ。
YS「俺はここにいる。」
指と舌で愛される場所。
弱くて敏感なポイントを周知しているのは
この行為を数えきれないくらいしてきたから
YS「お前さ、昔から変わらないな。
仕方ないか、俺が教えたんだから(笑)」
加速する指のスピードと
絡み合う舌が
一気に私の体と意識をふわりと連れ去る
「………んっ、、っはぁ……」
呼吸困難に近い状態。
ビクビクと痙攣を起こす体。
それでも物足りないのか
イヤっていうくらい愛して
私の体が動かなくなるまで
執拗に攻める。
YS「もう限界だろ」
ｲｪｿﾝが耳元で
『お前は俺のものだ。
誰にも渡さない。』
そう囁いて
一気に中心に放つ熱。
体が真二つに割れるくらいの刺激と痺れ。
突き進めば進むほど
私の甘い声が高くなる。
YS「まだ足りない？」
ｲｪｿﾝを見上げると
滴る汗と前髪が色気を増していて
強い切れ長の目に見つめられると
瞬きもできない。
燃え上がる体温。
絡み合う体。
そこから響く音。
口から漏れる声。
すべてがｲｪｿﾝとだから
ｲｪｿﾝにしか見せない私のすべてを
もっとさらけ出したくて
乱れる私を止めることができなかった。
YS「お前、俺以外に触らせてない？」
急に力を弱め
中に留まりながら
聞いてきた。
「当たり前……でしょ、」
若いときとは違って冒険なんてできない。
ううん、そんな気力も行動力もなかった。
YS「俺が最後の男だ。」
一ミリの隔たりもなく密着した体
「っや、、ダメ、」
怖いくらいの波が押し寄せ
私は繋がったまま果てた。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 188人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
向日葵(プロフ) - りんさん» りんさん、続編を公開しました。よかったら読みに来て下さいね(*^▽^*) (2018年10月31日 5時) (
レス) id: f3c144f16a (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - ウホホッ？ザワザワ楽しみです。(*≧∀≦*) (2018年10月22日 5時) (レス) id: 81ec167096 (このIDを非表示/違反報告)
向日葵(プロフ) - りんさん» りんさん、いつも温かいコメントをありがとうございます(*≧∀≦*)少しずつですが下書きを始めたので公開したら読みに来て下さいね。 (2018年7月28日 4時) (レス) id: f3c144f16a (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - 向日葵さんありがとう(*≧∀≦*)ざわざわ、ワクワク、ドキドキ、わーい、歳がいもなく、興奮してます。リョウクの過去…気になる非常に(-.-)y-., o O (2018年7月25日 7時) (レス) id: 81ec167096 (このIDを非表示/違反報告)
向日葵(プロフ) - りんさん» りんさん、ありがとうございます(*≧∀≦*)ありがたいお言葉に続編に繋げますね！公開までしばらくお待ち下さい♪ (2018年7月25日 6時) (レス) id: f3c144f16a (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：向日葵
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/list/sjkorabolist01/
作成日時：2017年11月14日 6時
