69話 ページ20
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私と吹雪で追加点を入れたからなのか、真・帝国学園が攻めてきた。
いや、正確に言えば……
不動「佐久間!」
不動は佐久間にパスを出す。
佐久間はそのパスを受け取ってしまった。
鬼道「佐久間!もう打つなぁぁ!」
佐久間「……フッ、怖いのか?俺に追い抜かれるのが……」
鬼道「違う!わからないのか!このままではお前の体が__」
不動「もう遅いんだよ!やれ、佐久間!」
鬼道の声を無視し、佐久間はシュートの構えを取る。
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明日香『“皇帝ペンギン1号”?』
佐久間『あぁ、帝国では禁断の技とされているんだ。
あれは体にかかる負担が大きいから、一人で打つと相手も自分も相当なダメージを食らう』
明日香『なんでそんな技を……。でも、影山ならありえる。
物騒なことを考えるやつだからな』
佐久間『でも帝国は、影山の考えに従わないことにした。
今度は俺たちの手で、勝利を掴むんだ』
明日香『………はぁ、羨ましいよ。FFに出れて。私だって帝国と戦いたい』
佐久間『さっきは俺と勝負したじゃないか。それだけは不満か?』
明日香『不満じゃない。佐久間と戦えるなんて、そうそうなさそうだしな。
でも、やっぱ帝国イレブンと戦ってみたい!』
佐久間『……そうだな……FFが終わったら、練習試合としてやってみるのもありだな』
明日香『お、それいいな!それだったら私も出れる!』
佐久間『…(フッ、まぁその前に、次の対戦相手に勝って、雷門との勝負をしなくちゃな』
明日香『世宇子中だっけ?データもわからない不思議なチーム』
佐久間『あぁ。世宇子に勝って、雷門との試合を楽しみにしてるよ』
明日香『雷門は強くなってるよ、帝国が驚くくらいにな!』
佐久間『あぁ、期待している!』
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佐久間「皇帝ペンギン1号!!!____ぐっ、あぁ!!」
明日香「佐久間!」
皇帝ペンギン1号を放った瞬間、佐久間の体は軋み
その場に動けなくなってしまっていた。
鬼道「………くっ!」
鬼道は佐久間のボールを円堂に受けさせないように、足で止めようとしていた。
…………このままじゃ鬼道も!
鬼道「!?……明日香!?」
明日香「…………(コクッ」
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桜椿(プロフ) - 麗奈さん» 麗奈さんありがとうございます!これからも更新頑張っていきます! (2018年5月19日 1時) (レス) id: 41bd72d607 (このIDを非表示/違反報告)
麗奈(プロフ) - この小説とても面白いです!!FGOの主人公の記憶があるなら図太くてお調子者でも面白いですよね。更新楽しみに待ってます!! (2018年5月18日 14時) (レス) id: 9652533cde (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:桜椿 | 作成日時:2018年5月16日 23時