66話 ページ17
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耳にみんなの声が重なって聞こえた。
聞こえるのは苦痛な声。
………影山が父のことを教えてくれた時に倒れたんだっけ。
頭痛で倒れるって、どんだけ酷かったんだよ。
でももうあの時の痛みは覚えてない。
割れる〜って言ってたから、割れるくらい痛かったんだろう。
祖母『………明日香ちゃん』
おばあちゃん?
祖母『やはり、あの人が………。辛かったでしょう?』
私は平気。……って、おばあちゃん何でそれを?
祖母『私はいつでも見守ってますから』
なんかストーカーみt((祖母『違いますよ』__はい、すみません。
祖母『影山は、あなたに害を与えようとしているかもしれません』
さっきみたいに?……でもあれは、直接じゃなかった。
祖母『……間接的に痛みを加えることを、あの人は知っているからです』
えっ!そ、それって何?
祖母『詳しくは言えませんが…………。
あなたは無理矢理 記憶を思い出そうとすると、激しい頭痛が起こるのです』
何そのシリアス。←
祖母『無駄口が叩けるなら元気ですね。安心しました』
(おばあちゃん、私の扱い雑っ)
祖母『とにかく、私の言うことを聞いてくださいね』
とりあえず分かった。
祖母『あなたには家族と仲間がいます。それを忘れないで。
みんなあなたが、大好きなのですから』
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桜椿(プロフ) - 麗奈さん» 麗奈さんありがとうございます!これからも更新頑張っていきます! (2018年5月19日 1時) (レス) id: 41bd72d607 (このIDを非表示/違反報告)
麗奈(プロフ) - この小説とても面白いです!!FGOの主人公の記憶があるなら図太くてお調子者でも面白いですよね。更新楽しみに待ってます!! (2018年5月18日 14時) (レス) id: 9652533cde (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:桜椿 | 作成日時:2018年5月16日 23時