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▽
「ヒョン、それはどうなの？」
ウジ氏の冷たい視線に晒されてもジスは動じない。
レコーディングをする予定なのに、ジスは私をハグしたままでいるのだ。
「ここには、事情を知ってる人しか居ないから、いいでしょ？」
そう言うジスは正直言って、すごいと思う。
『ウジの言うとおり、ちゃんとできないなら、ジョッシュをジョンハンとChangeさせるよ？』
パソコンからのルーカスの言葉に、ジスは慌てて私から離れた。
ウジ氏とアレックスが深いため息をついた。
「ルーカス、Nice」
小さく、ウジ氏が呟く。
ジスは一応、メンバーの、
年齢的に…。
今の感じだと、完全にウジ氏がお兄さんなんだけど…。
『時間は有限、Aいつもどおり』
ルーカスがそう言うので、
「は〜い。ウジ氏、指示お願い」
レコーディングブースにジスを連れて行く。
メインのマイクの前にジスを立たせて、
私はサブマイクの前に立つ。
ガラス張りの窓の向こうで、ウジ氏が機械を操作して、レコーディングが始まった。
▽
あまり生でジスの歌を聞いたことがないから、正直言って、驚いた。
…良い歌声してるな。
なんて思うけど、ジスにバレたら調子に乗りそうだから、黙っとこう。
もともと、普段の話し声が好きなの、バレてるみたいだし。
レコーディングブースを出て、録音を聞く。
ルーカスとウジ氏から、OKが出た。
「良し」
そう小さく呟いて、
「ウジ氏、あとはお願いします。」
と、彼に声をかけ、私は別室へ。
ジスがついてこようとしたのを、ルーカスとウジ氏に、阻止されていた。
歌詞を書いたり、依頼を読んだりする作業部屋は私以外基本、立入禁止にしてあるから、ジスも諦めたみたい。
と思っていたら、10分くらいして、
"ジスが面倒くさい。出てこれるなら出てきて。"
とアレックスから、ヘルプが入った。
面倒くさいってなんだ？
面倒くさいって…。
そう思いながら、ジスたちの居る部屋に行くと、ルーカスとウジに何故か絡んでいるジスがいた。
ん〜？ジス、ワインでも飲んだ？
…
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ちな(プロフ) - maさん» コメント＆応援、ありがとうございます。楽しんで頂けているようで、嬉しいです。はい。がんばります。 (2022年5月20日 23時) (
レス) id: 0b8c1c72f4 (このIDを非表示/違反報告)
ma(プロフ) - 続編おめでとうございます。更新いつも楽しみにしてます。これからも無理せず頑張ってください。 (2022年5月20日 23時) (レス) @page4 id: 279d3df2d8 (このIDを非表示/違反報告)
ちな(プロフ) - やはやはさん» 応援ありがとうございます。女子視点から見たら男の子は不思議をテーマに書いてます。楽しんでいただけて嬉しいです！ (2022年5月20日 22時) (レス) id: 0b8c1c72f4 (このIDを非表示/違反報告)
やはやは - いつも読んでます！このお話のジョシュアがめちゃめちゃ好きです！！これからも楽しみにしてます。！ (2022年5月20日 21時) (レス) id: 9f94b353bb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちな
| 作成日時：2022年5月20日 14時
