【 銀魂 】 乙女ゲームの末路 .

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「なぁ、」

「！……そう、ご」

「？…どうしたんでさァ」






神威くんの話を聞いて、
思わず警戒心を強めていると

そんな私に彼は首を傾げた、






「アイツと何話したんでィ」

「……総悟には関係ないよ、気にしないで！」



「………、」

「………っ」





「──俺には関係ねェ？？
あんたの事は全て俺に関係あらァ

鎖に繋いでその閉ざす口強引に開けてやろーかィ？」








殺意を帯びた瞳、
真っ赤な瞳には光がなく

まさに、ヤンデレ。



あぁ、──彼もそちら側なんだ、








「──……ほんと、 監 禁 して俺だけの物にしてやりてぇ」







私の髪を一束摘んで、

彼は満足気に笑う、







「………なんてな、じょーだんでィ」

「っへ、」




「俺ァそんな狂ってないですぜ？」







"ほら、授業始まりやす"
そう言って私の頭をとん、と押すとべ、と舌を出した。


さっきまでの雰囲気は
まるで無かったように。






「(神威くんの言ってる事…ほんと、なのかな。)」







だめだ、……分からない。

もやもやする気持ちを抑えて


自分の席に着いた。








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