【APH】W学園に男子として潜入することになりました

4-2日 ページ27

「ごめん、お待たせ」

急いで身支度を済ませて扉を開けると、遅いんだぞ！！とアメリカがしびれを切らしていた。


「一体どうしたのさ…」

アメリカ「実はさっきまで数人でカードゲームをやっていたんだけど、ノリで負けたら罰ゲームってことになったんだ…そしたらまさかのヒーローの俺が負けたってわけさ！」

「いや負けたんなら罰ゲームは仕方ないんじゃ…」

アメリカ「No!!その内容がイギリスのダークマター+裸踊りなんだよ！！」



全く持って訳がわからない…なんでそんなアホな罰ゲームになるんだろ…



アメリカ「ゲームはチーム戦の大富豪！二人一組なんだけど、俺は1人だったから誰か一人連れてきてもう一度勝負する。それでも負けたら罰ゲームを引き受けることにしたのさ！」


「待って、それまさか負けたら俺も…？」

アメリカ「Right!!君も引き受けてもらうよ！」




一気に頭から血の気が引くのを感じた。

ダークマターというのも大概危なそうだが、裸踊りは全てが終わってしまう。


「あー…ごめんアメリカ、俺用事思い出したわ…」


そういって部屋へ帰ろうとするも

「うわ！？」

アメリカ「悪いけど他に人がいなくてね。Aしかいないんだ。付き合ってもらうよ！！」






そういって肩に担がれてしまった。


暴れようとするも、全力ダッシュをされてしまい、その恐怖からしがみつく他なかった。





少し走ったところで誰かの部屋へつき、私を担いだままズカズカと部屋へ入っていく。


？？「遅かったじゃないのアメリカ〜」

？？「怖じ気付いて逃げたんか思たわ〜」

アメリカ「ヒーローの俺が逃げるわけないじゃないか！」



数人にからかわれて、声を上げて反発するアメリカ


ちなみに現在私は、アメリカの背後に顔がある状態なので前は見えず、人様にお尻を向けた状態という何とも失礼な状況である。


？？「で？今担がれてるのがアメリカの仲間ってことでいいんだね？」


その言葉にはっとして口を開く


「あの！俺はちが…っんむご！！」

アメリカ「そうさ！！これで万事解決さ！」


アメリカに手で口を塞がれ、言葉を消されてしまった。




ああ…ますます逃げにくくなった…



そうしたところで、やっとアメリカの肩から降ろされ、皆の顔を見ることができた。

部屋の真ん中にトランプが並べられたおしゃれな丸テーブルと椅子に座る人たち






「あれ…？」








その中で見知った顔を見つけた。

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