10歩目、御館様とは ページ13
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挨拶をし、皆を気にかけてくれる御館様。
(あ…また病気が進行して…)
一瞬のタイムログの先、柱とA、あと押さえつけられた炭治郎は膝まづいて挨拶をする。
｢御館様におかれましても、御壮健で何よりです。
益々の御多幸を切にお祈り申し上げます｣
｢ありがとう、実弥｣
(めっちゃ久しぶりに見た、師範の敬語…)
｢畏れながら、柱合会議の前にこの竈門炭治郎なる鬼を連れた剣士について、ご説明頂きたく存じますがよろしいでしょうか｣
｢そうだね、驚かせてしまってすまなかった
炭治郎と禰豆子のことは私が容認していた
そして皆にも認めてほしいと思っている｣
｢｢｢！！｣｣｣
どよめきと同時に、反対、御館様に同意など様々な意見が飛び交う。
そうだ、当たり前だが、鬼殺隊は鬼を滅する隊なのだ。
｢鬼を滅殺してこその鬼殺隊、竈門、冨岡両名の処罰を願います。｣
｢私も、師範に同意です。｣
ふっと優しい表情を浮かべる御館様。
｢では、手紙を。｣
その手紙に記されていたのは、本当に命をかけた嘆願。
新旧水柱の命をかけた嘆願だった。
(何で…？何でそんなに命を掛けて鬼を守るのよ…
鬼は唯滅するのみ、それが鬼殺隊よ…
)
そんな手紙が読まれた後、批判の声を上げた実弥と煉獄に続いたのは意外にもAだった。
｢肉親が鬼になるなど！この鬼殺隊ではざらにある事！目の前で殺されていくことも！喰われていくことも！
もしも！この鬼のせいで更に罪無き人が傷付いたら！“この中の一人でも欠けたら”＿＿＿＿＿｣
｢落ち着け、御館様の前だ。｣
｢ぁ…すみません、師範…｣
息継ぎも無しに言い切り、少し呼吸が乱れるA。
実弥も何処と無く不味かったという表情で、憎々しげに箱を睨む。
｢確かにそうだね、
人を襲わないという保証ができない、証明ができない
ただ、
人を襲うということもまた、証明ができない｣
｢！！｣
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そらの(プロフ) - 紅百合さん» ありがとうございます…！私も頑張って更新していくのでこれからも見てやって貰えると嬉しいです！！ (2019年5月14日 6時) (
レス) id: 88c7c42137 (このIDを非表示/違反報告)
紅百合 - こんばんは。私もあなたの作品大好きです！気長に、無理せず更新頑張ってください！ (2019年5月13日 20時) (レス) id: 5ebab797d3 (このIDを非表示/違反報告)
そらの(プロフ) - みかん依存症()さん» ありがとうございます！とても嬉しいです…！リアルの方まで…！！！こちらこそありがとうございます！ (2019年5月12日 18時) (レス) id: 88c7c42137 (このIDを非表示/違反報告)
みかん依存症() - とりあえず一言で表すと自分貴方の作品好きです絶対伸びそう()これからも更新やリアルの方どっちも頑張って下さい(´▽｀) (2019年5月12日 17時) (レス) id: c0f73b7836 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：そらの | 作成日時：2019年5月6日 22時
