No.32 ページ36
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ｵｰﾙﾏｲﾄ「両者とも準備はいいかな？では、START！！」
オールマイトの合図で、本日最後の訓練が始まった
障「…4階の北側の部屋にいる。どうする？先生は既に俺たちの戦法を知っている」
轟「ああ、だが呑気に作戦立ててる暇もねぇ。相手に動く気配はあるか？」
複製腕から生やした耳で音を探る障子
障「…いや、ない」
轟「向こうが動かないなら、こっちから行くしかねぇ」
離れてろと言って建物の壁に手をつける轟
そして、先程と同じく一瞬で建物ごと氷漬けにする
轟「とりあえず、俺が行く。時間が残りわずかになっても拘束できてなかったら来てくれ」
障「分かった」
轟は警戒しながら建物の中に入っていく
轟(反撃してこないってことは、氷で動けないってことか？…いや、ニュースであれだけ騒がれてたんだ、そうやすやすと捕まるようにも思えねぇ…)
思考を巡らせながら、細心の注意を払って階段を上っていく
一方、Aは＿＿
貴「いてててて…結構痛いや」
普通に足を氷づけにされていた←
(いやぁ、人からこんなものが出るなんて本当に不思議な世界だなぁ)
加えて、呑気に感動していた
貴「っと、いかんいかん。集中しなくちゃ」
両足のくるぶし辺りまで完全に氷で固定されてしまった
グルッと部屋を見渡せば、床から天井まで全て凍りついている
(核は…無事だね。幸い両手は普通に動かせるから、あとは作戦通りやるだけ)
ローブの内ポケットに隠してあった杖を取り出し、
貴「インパービアス」
(一応、核にも呪文をかけとこう)
足が動かせないから少し体制がきつくなるが、何とか後ろを向き、部屋の奥にある核に向けて同じ呪文をかけた
貴「よし、準備完了」
やることを終え、あとはただ
ヒーローが来るのを待つのみ
(さぁ、魔法でどこまでやりあえるか。お手並み拝見といこうか、ヒーローの卵くん？)
凍りついて閉ざされた扉に、不敵な笑みを浮かべる
＊＊＊
時を少し遡り、開始直後のモニタールーム
ｵｰﾙﾏｲﾄ(今まで何度もヴィランと交戦していたのは見たが、毎回使っていたのはほとんど同じ力。いや、魔法と言うべきか。それに、全て空中からの攻撃だった…)
卵とはいえ、実力はそこらのヴィラン共よりも備わっている
魔法というものが、個性にどこまで通用するのか
ｵｰﾙﾏｲﾄ「お手並み拝見だ、白い魔法使い！」
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nekonatsu6(プロフ) - ハリポタとヒロアカのクロスオーバー最高です!一気に読んじゃいました！更新待ってます。頑張ってください！ (2023年3月29日 13時) (
レス) @page49 id: d11df75cc6 (このIDを非表示/違反報告)
ちぃ - すごく面白くって一気に読んじゃいましたー！更新、待ってます(｀･ω･´)ゞ (2021年5月18日 22時) (レス) id: a32ddc8099 (このIDを非表示/違反報告)
刹那(プロフ) - 受験頑張ってくださいね！更新いくらでも待ちます！頑張ってくださいね！ (2020年8月17日 23時) (レス) id: a998d0df73 (このIDを非表示/違反報告)
printemps(プランタン)(プロフ) - 受勉がんばってください！ (2020年4月6日 5時) (レス) id: a86d5a1323 (このIDを非表示/違反報告)
over the rain - 受験勉強大変ですよね！首を長くしてお待ちしてます！ (2020年1月21日 20時) (レス) id: a4bab14be1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：狐華 | 作成日時：2019年11月26日 13時
