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コンビニの駐車場でタクシーを待つ
ごわみちゃんが結構酔っていたからなんとなく冷静だったけど、私も結構酔っぱらっているみたい
少し景色がくらくらする。ガードレールに腰を掛けて地面を見ていた
駐車場に車が入ってくる音が聞こえて、タクシーかな、と思って顔を上げたら見覚えのありすぎる黒の大きいファミリーカーだった
てつや…？
運転席に乗っていたのはやっぱりてつやで、こっちをみて驚いた顔をしている
「A！？なにやっとるのこんな時間に！」
車から降りてきて私に駆け寄ってくる
お酒に酔っているから、久しぶりに会えたからか、意識がはっきりしていなかったからかもしれないけれど目を合わせて言ったと思う
『てつや、別れよう』
両腕は彼につかまれたまま、車のライトが私たちを照らしている。
「…え？」
その時、ちょうど私の呼んでいたタクシーが駐車場に入ってきた
『ごめん、行くね。じゃあね』
多分、驚いて動けなくなっているであろう彼の気配を感じながらもタクシーに乗り込んで家の場所を伝える
座った瞬間に睡魔が襲ってきて、家に着くまで目が覚めなかった
運転手さんに家の前で起こされて、家に入る
バッグをおいて上着を脱いで、メイクだけでも落とさないと…と思いバスルームに向かう
軽くシャワーを浴びて、メイクを落として、下着とTシャツだけを身にまとう
冷蔵庫に入っているミネラルウォーターを一口飲んで、息を吐いて思い出す
ああ、さっき別れを告げたんだ、と
すぐに去ってきたけれど、あのてつやの顔が頭から離れない
心の底から驚いたという感情と、悲しい色の目、少しだけ強くつかまれた両腕
感情だけで、てつやに何かを言ったのは初めてだったかもしれない
いつも、なにか余計なことを考えてしまってから伝えていた
あまりにも突然だったし、何も彼が言えないのは当然だろう。
玄関のラックに置いたバッグに入っている携帯が鳴り続けている
多分てつやから、だ
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なぁ(プロフ) - お疲れ様でした…リアルな話で、あー…わかる。ってなるワードが数々ありました。バットエンドじゃなくてよかった…次回作も楽しみにしております！ (2019年8月26日 10時) (
レス) id: 07945c6d2e (このIDを非表示/違反報告)
Mrs.ぱんぷきん(プロフ) - 完結おめでとうございます！めちゃくちゃ素敵でした！楽しみが１つ終わってしまったこと、とても悲しく思います…。次回作も楽しみに待ってます！ (2019年8月26日 3時) (レス) id: 318cc8d8b4 (このIDを非表示/違反報告)
まりね(プロフ) - 更新待ってました泣ありがとうございます、、、！ (2019年8月24日 3時) (レス) id: 6dfa6625a8 (このIDを非表示/違反報告)
ぱん - 続き楽しみにしています！ (2019年7月21日 23時) (レス) id: dc7d3b7ef1 (このIDを非表示/違反報告)
こじゅん(プロフ) - すっごい続き気になります！ (2019年7月19日 0時) (レス) id: 77f70f1465 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：どら | 作成日時：2019年7月18日 11時
