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ある日の日曜日。
今日は休日で学校がないため、近くのデパートへ買い物に来ていた。
もちろん一緒に遊ぶ女友達なんぞ私にはいないので一人でだが。
学校の時とは違い、パーカーは着ていない。
これはぴくとにでさえ言っていない私の趣味なのだが、実はゴスロリが好きなのである。
つまり、現在私はゴスロリファッションで街を歩いている。
この姿で知り合いにでもあったら、絶対に驚かれる未来しかない。
まあ、メイクもバチバチに決めているし気づかれる心配はないと思うけど。
私がゴスロリに目覚めたのは、中学に入ってすぐのことだった。
その頃から友達と言える人はいなかったため、一人で出かけることが多かった。
そのためナンパされることが多く、その対策を考えた結果行き着いた先がゴスロリだった。
最初はフリフリのスカートに動きづらさを覚えたが、今ではゴスロリに魅了されている。
その結果、家にゴシック風の部屋まで作った。 ちなみに、現在の自室はロリータ系である。
前回から目をつけていたワンピースを買ってゴスロリショップから出ると、近くから子供の泣き声が聞こえてきた。
目を向けると、一人の女の子が道の真ん中で泣いていた。
迷子かな、と思いその女の子に話しかけた。
「えっと…だいじょ
「お嬢ちゃんどうしたの？」
…」
女の子の肩を叩き声をかけたが、途中で遮られてしまった。
横から聞こえた声に目を向けると、その人は私の通う我々学園の制服を着た男性だった。
いや、男性というか男子高校生なのだが。
「お母さんはどうしたの？」
「ウッ…グス…お母さんとはぐれちゃったの…」
「じゃあ、僕と一緒にお母さん探そっか」
「本当？ありがとう！お姉さんも一緒に探してくれる？」
「えっ、う、うん。一緒に探そっか！」
女の子と男子高校生が二人で話していたため、完全に行き場を失っていた私に女の子は話しかけてくれた。
こ、これが天使……‼
でも、小さな女の子と男子高校生とゴスロリファッションの女って外面大分やばいぞ。
男子高校生は女の子の手を引いて歩き出した。
少し遅れて歩き出した私に、女の子は繋がれていない手を向けてきた。
特に意識せずにその手を握ると、女の子は笑顔になって歩き出した。
か、可愛よ…
兄弟がいないから分かんないけれど、妹がいればさぞ幸せなんだろうな…
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ラーク - あの、更新停止してますか？一番好きな作品だから現状しりたくって、、、。教えてください！！ (2020年7月12日 16時) (
レス) id: 5b2067527a (このIDを非表示/違反報告)
ひなひなひなひな - ↓↓↓それな，，絆創膏，，女子力，，＼(^o^)／ (2020年5月7日 21時) (レス) id: 2e0228b2c8 (このIDを非表示/違反報告)
ひなひなひなひな - これで控えめなら大げさに言ったらどうなるんだ，，？（） (2020年5月7日 21時) (レス) id: 2e0228b2c8 (このIDを非表示/違反報告)
稚依(プロフ) - コメント遅くなってすみません（土下座）そう言っていただけると嬉しいです！コメントありがとうございます (2020年4月25日 18時) (レス) id: 827b40f3c8 (このIDを非表示/違反報告)
あか - 私にぴったりの作品でした！ (2019年8月4日 12時) (レス) id: 086f92bdf0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：稚依 | 作成日時：2019年5月20日 23時
