R U L E R # 2 (ページ24)

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しばらく経って

阿部顕嵐が他の奴らと戻ってきた

もちろん、ボロボロになった勝利も一緒に

貴方「…勝利！」

大毅「俺ら、他にやらなあかんことあるからいくわ。あとは任せたで、顕嵐」

お姉ちゃんと一緒にどこかへ行ってしまった

怜央「どうすんの、顕嵐」

顕嵐「そうだなぁ…」

ニヤリとしながら考えていた

すると何かを思いついたように

勝利の元へ駆け寄って言った

勝利「…んだよ、」

顕嵐「お前が今ここで東が負けと認めたら明日の抗争もなくし、お前らを解放してやる」

勝利「んなことするわけねぇだろ！」

阿部顕嵐は何を言ってるのか

勝利が断るの分かってるはずなのに

顕嵐「そうだね、ここで認めたら馬鹿だよね？でもさ…？」

今度は私に近づいてきて

貴方「な、なに」

顕嵐「結構タイプなんだよね～」

なんか嫌な予感

勝利「Aに近づくな、やめろ」

顕嵐「認めてくれたらやめるけど？認めなかったらこのまま…」

阿部顕嵐の顔が近づいてきて

キスをされた

貴方「…っや」

勝利「離れろ」

顕嵐「でもさ～俺、人とか殺すの躊躇しないからさ、あんたやその仲間が気に食わないことしたら…殺しちゃうかも？」

私の首を締めようとした

貴方「あんた馬鹿なの」

顕嵐「強気な女の子結構すきだよ？」

貴方「勝利はこんな所で降参するわけない。負けるわけないの」

顕嵐「へぇ～そっか…」

阿部顕嵐は残念そうな顔をしてまたニヤリと笑った

顕嵐「怜央、みゅとくん、安井くん。そいつこっちに向かせて抑えといて」

美勇人「りょーかい♪」

3人が勝利の方へ近づいていった

勝利「なにするんだよ」

顕嵐「え？罰ゲーム」

阿部顕嵐は私の制服のボタンを乱暴に開けた