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ランボくんの家だ、と雲雀さんに連れられた一軒家。
ガチャ、とドアの中から顔を出したのは
「白石先輩！？」
「あれ、君、この前廊下でぶつかった…」
「あ、俺、沢田綱吉って言います」
小動物っぽい少年だった。
彼がランボくんの保護者らしい。
もしかして兄弟なのか。
彼の他にも後ろで様子を窺っている人達がいるけど、もしかして大家族か。
「ってあれ、ランボ！？」
「公園に居たんだ。ちゃんと面倒みないとだめだよ？綱吉くん」
抱いていたランボくんを見つけると、そっと差し出した。
あの後、ランボくんは泣き疲れて寝てしまったのだ。
「は、はい、すみませ……ん！！？？」
ぺこりと頭を下げて、顔を上げる。
が、綱吉くんの視線は私の後方に釘付けになっていた。
「ええええ！！？？なななっ、なんで雲雀さんが！？」
「紅呂奈、用が済んだらさっさと帰るよ」
「はい。じゃあ綱吉くん、また学校で」
ひらりと手を振って、私と雲雀さんは綱吉くんのお宅を後にした。
「白石先輩って何者なんだ…？」
不自然に穴の空いたランボの服を見つめながら1人、ツナは呟いた。
♡
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くらら(プロフ) - たくあんさん» ありがとうございます！ (2019年4月27日 23時) (
レス) id: a6342bde11 (このIDを非表示/違反報告)
たくあん - 最近雲雀さん不足だったから嬉しい…(´･∀･`)更新頑張ってください(●´▽`●) (2019年4月27日 0時) (レス) id: a353fd29dc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ろこ | 作成日時：2019年4月14日 21時
