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「ねー沖田さん」
「なんでィ」
「なんであの時私を真選組に誘ってくれたの?」
ちょっとだけ疑問に思ってしまった
沖田さんの性格を考えると私を助けるため…ではなさそうだし
かといって第一、沖田さんにとって私の印象は最悪でしょ
「別に…特に意味はないぜィ」
「ふ〜ん…」
「…ただ」
「ただ?」
「あんたは面白いんでねィ。ちょっとは俺の暇つぶしになってくれるだろ?」
「…聞いた私が馬鹿でした」
やっぱりコイツはただのドS
頭の中はきっと私を貶すことでいっぱいなんだろう
.
「…ありがと」
「…なんでェ急に。気持ち悪ィ」
「そこは素直にどういたしましてって言うんだよ」
「どーいたしましてィ」
「そ!普段もそれくらい素直でいればいいのに」
「…余計なお世話だぜィ」
そういいそっぽを向く沖田さんの耳は心無しか赤いように見えた
…照れてんだ。笑
「あ、ねぇ私って真選組でどんな仕事すればいいの?」
「家事」
「え、私隊士としてじゃなくて女中として働くの?」
「何言ってるんでィ。女が真選組の隊士になれるわけねーだろィ」
確かにあんたは夜兎だが、隊士として入るのはさすがに土方コノヤローも黙っちゃいねーぜィ と言葉を下した
「そっか…それじゃあ仕方ないね」
「ま、安心しなせェ。俺がコキに使いまくってやりますからァ」
「…あんたの言うことなんて絶対聞いてやるもんか」
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表紙画像作ってみました^^*
我ながら下手くそで申し訳ないです(´;ω;)
☞たくさんのお気に入りと評価ありがとうございます
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カノン(プロフ) - 神音さん» 私自身も、初々しい沖田を重視して書いていたのでそう感じて頂けてとても嬉しいです!素敵なコメントありがとうございます! (2018年10月7日 14時) (レス) id: ebcb9d0b32 (このIDを非表示/違反報告)
神音 - ああああ!沖田がカッコ良すぎます!この小説の沖田大好きです!初々しい感じが堪らん、) (2018年10月7日 1時) (レス) id: 6427200cb8 (このIDを非表示/違反報告)
カノン(プロフ) - みぃなさん» そういっていただけると、とても嬉しいです!これからも頑張りますので是非愛読お願いしますm(_ _)m (2018年10月1日 7時) (レス) id: ebcb9d0b32 (このIDを非表示/違反報告)
みぃな - カノンさんの小説はいつ読んでも最高です!更新待ってます! (2018年9月30日 23時) (レス) id: 6427200cb8 (このIDを非表示/違反報告)
カノン(プロフ) - 雪柳.さん» あああ!私としたことがバリバリ変換ミスしていました(汗)ご指摘ありがとうございます^^*これからも読んでいただけると嬉しいです! (2018年9月30日 1時) (レス) id: ebcb9d0b32 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:カノン | 作成日時:2018年9月24日 20時