74 ページ33
.
それからお酒も会話も途切れることなく
盛り上がり、
朝早かったせいもあって
いつもより酔いが回るのも早く、
お会計の時にはすっかり出来上がっていた。
「飲んだぁ。食べたぁ。豆しゃい高！！」
「Aちゃん、けっこう酔ってるよね？
章ちゃん、Aちゃんのこと
お願いしても良い？」
「私なら、大丈夫でっ、す。」
「ダーメ。女の子なんだから。」
「楓ちゃんはどうするん？」
「直人がもうすぐ仕事終わるから
一緒に帰ろって。
だからこのままお店に行くから大丈夫。」
「それなら俺たちはここで。」
「楓しゃん、おやすみなさいです。」
楓さんと別れ、
安田さんと一緒にタクシーに乗り込む。
シートの程よい固さと心地良い揺れに
すぐに睡魔がやって来た。
瞼が、おも……い………
.
「………ちゃん。Aちゃん、着いたで。」
「へ？」
いつの間にか寝てしまった私を
安田さんは優しく起こしてくれて、
目を開けるとすでに自宅マンションの前で
タクシーは停車していた。
慌ててタクシーから降りると、
「心配やから玄関まで送る。」
と安田さんはフラフラな私を介抱してくれた。
居酒屋を出たときよりは酔いも少し落ち着き、
思考回路はなんとか正常を保てている、はず。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 2180人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「関ジャニ∞」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
千春(プロフ) - もち米さん» ご指摘ありがとうございます！パート3、4と引き続き読んで頂ければ嬉しいです(笑) (2015年7月1日 17時) (
レス) id: fc613e2a8b (このIDを非表示/違反報告)
もち米(プロフ) - 65番の始めの方の｢あいつ｣が｢あつい｣になってます！(+_+)指摘失礼しました (2015年6月27日 21時) (レス) id: f034631ac8 (このIDを非表示/違反報告)
千春 - 恭子さん» コメントありがとうございます！もっと楽しんでもらえるように頑張ります！移行後もよろしくお願いします！ (2015年5月29日 21時) (レス) id: fc613e2a8b (このIDを非表示/違反報告)
千春 - のーみんさん» またまた嬉しいコメントありがとうございます！移行後もよろしくお願いします！ (2015年5月29日 21時) (レス) id: fc613e2a8b (このIDを非表示/違反報告)
恭子(プロフ) - 全く話の先が想像できないです〜(*_*)めっちゃ楽しみにしています♪頑張ってくださいね!(^^)! (2015年5月28日 23時) (レス) id: e9e3853de0 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：千春
| 作成日時：2015年5月19日 2時
