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平野side
平「おはよー」
ジ「おっしょう!もう大丈夫なのか?」
平「うん、もう大丈夫」
森「マジで心配してたんだからー」
平「ごめん。ジェシー、助けてくれてありがとね」
ジ「いーえー」
あの後、結局2日ほど寝込んだものの無事に熱が下がり、今日からまたレッスンに参加。
岩「しょお〜、本当にびっくりしたんだよ?」
平「ごめんごめん」
神「倒れるまで無茶しすぎだから」
みんな心配してくれてたんだなっていうのがすごく伝わってきて心が温かくなった。
家にはおばあちゃんがいてくれたんだけど、やっぱりみんなに会えないのは少し寂しくもあったから。
高「しょお!」
平「おっ、海人。おはよ」
高「あっおはよ……じゃないよバカ!!どれだけ心配したと思ってんのさ!無理するから倒れるんじゃん!」
平「ははっ……だな。ごめんな、心配かけて」
高「…ほんと、、怖かったんだからね。目の前で倒れてすごいしんどそうだし……俺何もできなくて……。もう無茶はやめて」
平「…海人……。うん、気をつけるよ」
高「約束ね!」
平「おう」
海人にもかなり心配をかけたと思う。
あの時止めてくれてたのに、聞かないで無茶したのは俺。
それで倒れて…本当弱いな、、俺って。
高「ほんとにもう熱はないんだよね?しんどいとかないんだよね?」
平「ないって笑」
高「ならいいけど…」
平「それに、、聞いてくれてありがとな。心も少し楽になったわ」
高「…しょお……。俺、しょおを支えられるようになるから。だから今度からはちゃんと相談してね」
平「ふっ、かっこいいじゃん」
高「あーー!バカにしてるー!」
平「ごめんって笑」
海人のこういうところに本当に助けられてきた。
人懐っこくて弟気質で、いつも俺を笑顔にしてくれる。
海人がいてくれて良かったよ。
平「…ん?」
ふと視線を感じて後ろを振り向くと、こっちを見ていたらしい廉が慌てたように顔を背けた。
平「ふぅ、、俺とれんって……このままなのかな…」
高「…ぇ?」
平「…俺、わからないんだ。れんの考えてることが」
高「…しょお、これだけは信じて欲しいんだけど、」
平「ん?」
高「…れんもきっと、、考えていることはしょおと同じだと思うよ」
平「え?」
海人の言葉が俺にはよくわからなかった。
同じって、どういうこと?
高「…だから大丈夫、絶対に」
平「…そっか」
自信に満ちたような海人の瞳に、俺は気づけば微笑んでいた。
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晴はる(プロフ) - masumiさん» masumiさん、コメントいただきありがとうございます!ちびっこ紫耀くん気に入っていただけてて嬉しいです(*^^*)久々の登場だったのかな?たまに話数余ったら書いてます笑 また余ったら書きますね!これからもよろしくお願いします(^^) (2022年8月3日 0時) (レス) id: 2b7aa7cd67 (このIDを非表示/違反報告)
晴はる(プロフ) - はるきさん» はるきさん、いつもコメントありがとうございます!ちびっこ紫耀はよく読みたいというお声をいただけるので、残った話数で書いてみました!どんな話にしようかと思ったんですけど、カオスでしたね笑 楽しんでいただけてよかった!41章もよろしくお願いします! (2022年8月3日 0時) (レス) id: 2b7aa7cd67 (このIDを非表示/違反報告)
masumi(プロフ) - ちびっこ紫耀くんのお話待ってました(^^)/ありがとうございます。またよろしくお願いします(*^-^*) (2022年8月2日 20時) (レス) @page50 id: 773d2c854b (このIDを非表示/違反報告)
はるき - 晴はるさん» ちびっこ紫耀の話、見ました。飛行機のマネして走り回ったり机の周りを回ったりソファーの上に乗って跳ねたり微笑ましい光景でしたがめっちゃカオスな展開でしたね。面白さと驚きでいっぱいでした。イヤイヤ期ってとても苦労するんだと思いました。40章お疲れ様でした。 (2022年8月2日 17時) (レス) id: 801ad08d69 (このIDを非表示/違反報告)
晴はる(プロフ) - まやさん» まやさん、コメントいただきありがとうございます!そしてまたまたリクエストありがとうございます(*`・ω・´*)ゝ腹痛系ですね!またお話考えてみます(^ ^) (2022年8月2日 10時) (レス) id: 2b7aa7cd67 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:晴はる | 作成日時:2022年6月28日 18時