俺らが紫耀を守るから39

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もう少しお付き合いを！

平野side

なんだろう、、

声がする…



永「ゲホッゲホゲホっ…はぁはぁっ、、やめろ…」



廉が苦しんでる？

何でこんなに体が重いんだろ。
意識を呼び起こしたいのに体は言うことを聞いてくれなくて…

きっと廉に何か起きてるんだ。
起きろっ…起きろって！



平「…れん？」



必死に目を開けると天井が見えて、首を動かしたら廉が男たちに殴られていた。



永「しょ、お…」

平「……やめ、ろ…」



廉に、手を出すなっ…


だるい体を動かして廉の元へ行こうとするけどそのまま床に落ちただけで、体が鉛のように重い。

目の前も少し霞んでてボーッとしてる。



永「しょおっ…来たらあかんっ！うっ、ゴホゴホっ」

平「れんっ、、に、手を出すなっ…」



這いつくばってほふく前進のように床を



男「こいつ目覚ましやがって！やっちまおうぜ！」

平「あっ、ゲホゲホッ…、ぅぅ…」

永「しょおっ！！やめろっ…しょおには手を出すなっ！…うっ、、ゲホゲホっ！」

平「…れんっ…」



男たちは俺と廉を容赦なく殴ってきて、だんだん意識が遠くなっていく。

廉っ、ごめん…守れなくて…



女「ふっ、いい気味ね」



この女は悪魔だ。

小娘の仮面を被った悪魔だ。



永「しょっ、、お…」

平「…れんっ！ゲホッ…れんってば！」



えっ、廉…動かなくなった…
呼びかけても反応しない…


俺ら、こんなとこで死ぬの？


いやだ…
せめて廉だけでも…



平「…れんっ、、ゴホゴホッ…やめっ、、ゔっ、ゴホッ…」



意識が…



バタンっ


警「手を上げろっ！」

警「大人しく観念するんだ！」

神「しょうっ！れんっ！」

岸「大丈夫かっ！！」



みん、、な…

そのまま目の前が真っ暗になった。




高橋side

高「どうするの？」

神「実はこの前、れんと冗談でGPSアプリ入れてお互いの位置がわかるかって遊んでたんだよ。もしかしたらまだそれが残ってるかもしれない！」

マ「ほんとかっ？！」



もしそれが残ってたら、２人の居場所がわかる！



神「…あっ出た！！」

岸「ここに２人が…」

岩「警察にも伝えないと！」



じんのファインプレーで、廉たちの居場所がわかった。

警察にも伝えて急いでそこに向かう。



高「マネさん急いで！」

マ「わかってる！」



紫耀、廉、無事でいて！


着いたのは倉庫街。
海が見える…



警「いくぞ！」

警「手を上げろ！」



中に入ると傷だらけで倒れている２人が見えてゾッとした。

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