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高橋side
医「皆さんでいらしたんですね。平野さんはもう大丈夫なんですか？」
平「…はい」
神「まだ微熱はあるので休むように言ったんですけど、どうしても来たいって言って…」
医「そうでしたか。平野さん、そちらのベッドに横になっていただいて構いません」
平「大丈夫です…座ったままで…」
記憶を失っていても無理をするところは紫耀なんだね。
いつも俺心配してるんだよ。
隣に座った廉が紫耀の体を支えながら先生の話を聞いた。
医「…記憶喪失の原因ですが……やはり事故が原因だと思われます。頭を打ったことで記憶を失ったんでしょう」
神「やっぱり…」
岩「事故が原因だったんだね…」
医「平野さん、何か思い出したことはありますか？」
平「…思い出したこと……あの、、関係あるかわかんないんですけど…」
医「なんでも大丈夫ですよ」
平「…昨日の夜中目が覚めた時……急に頭の中に光が…」
岸「光？」
紫耀は少しづつ思い出すように話し始めて、俺らは静かに耳を傾けた。
平「…人が…たくさんいて、、うちわとかライト持ってたのかな……俺はキラキラした衣装みたいなの着てて……横を見たら…顔はぼやけてたけど、俺と同じ服の人が５人いて………」
永「しょおっ、、それって…」
高「ライブでの俺ら…」
まさにそれはライブの時の光景そのものだった。
みんながいて、ティアラたちがうちわやペンライトを持っている。
そして煌びやかな衣装。
平「それで……女の子たちが…しょうくんって……うっ！」
岸「しょうっ？！」
平「ああっ、、痛いっ…あーーーっ、うゔーー…」
医「平野さんわかりますか？すぐに運んで」
看「はい！」
急に頭を押さえて苦しみ出した紫耀を、看護師さんたちが慌ただしく運んで行った。
岩「しょおっ…」
大丈夫かな…
医「お待たせしました」
永「あのっ、しょおはっ？！」
医「もう大丈夫です。落ち着いて今は眠っています」
神「先生、もしかしてさっきのって…」
医「ええ、もしかしたら記憶が戻りつつあるのかもしれません。正直に言いますと、記憶喪失というのはいつ記憶が戻るか我々もわからないんです。明日かもしれないし、半年後かもしれない。１０年後かもしれない。一生戻らない方もいます」
高「そんなっ…」
医「でも平野さんの様子からして、少しづつ戻りつつあるのは確かです」
紫耀の記憶は戻りつつある。
早く思い出して欲しい。
俺たちを思い出してよ…紫耀っ…
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晴はる(プロフ) - はるきさん» はるきさん、いつもコメントいただきありがとうございます！2話だけ余ったのでちびっこ紫耀で埋めてみました笑 今回はちびっこ紫耀ちゃんを取られて拗ねちゃう海人さんを主人公にしてみました！楽しんでいただけてよかったです！次の章でも応援よろしくお願いします。 (2022年5月16日 19時) (
レス) id: 2b7aa7cd67 (このIDを非表示/違反報告)
はるき - 晴はるさん» ちびっこ紫耀の話、見ました。紫耀くんはめっちゃ廉くんに懐いてますね。車のおもちゃで遊ぶ紫耀くんの姿はとても可愛かったです。廉くんに嫉妬しちゃう海人くんは何か見てて微笑ましかったです。ちび紫耀の話は最高です。38章お疲れ様でした。39章目も頑張って下さい。 (2022年5月16日 11時) (レス) id: 801ad08d69 (このIDを非表示/違反報告)
晴はる(プロフ) - masumiさん» masumiさん、コメントありがとうございます！ちびっこ紫耀ちゃんを気に入っていただける方は多いみたいなので、ちょこちょこ登場させられたらいいなーと思ってます(*^◯^*)次の章でもよろしくお願いします(*´꒳`*) (2022年5月16日 9時) (レス) id: 2b7aa7cd67 (このIDを非表示/違反報告)
masumi(プロフ) - ちびっこ紫耀くんにほっこりします(*^-^*)ありがとうございます。またちびっこ紫耀くんお願いします!!!!!! (2022年5月16日 0時) (レス) @page50 id: 773d2c854b (このIDを非表示/違反報告)
晴はる(プロフ) - みらいさん» みらいさん、今少し編集して最後変えました！早速感想いただきありがとうございます！なかなか難しく途中から迷走してました笑 次はもっと頑張ります(*´∀｀*) (2022年5月13日 22時) (レス) id: 2b7aa7cd67 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：晴はる
| 作成日時：2022年3月20日 22時
