俺らが紫耀を守るから38

special day 海人 ページ26

高橋side

平「海人！お誕生日おめでとう！」

高「ありがとう！」

神「いやぁーめでたいねぇ」

岸「夜はケーキ食わないとな！」

岩「岸くんが食べたいだけでしょ」

永「ほんまそれな」



今日は俺にとってとーっても特別な日♪

朝起きた時からうきうきしてる。


なんでかな。
誕生日ってなんか分かんないけどワクワクしちゃうよね！



永「じゃあ仕事行ってくるわ」

高「えっ、みんな、仕事なの？」

神「うん、ごめんな」

高「…そっか」

岩「夕方には帰ってくるからね」

岸「夕飯もとびっきりのご馳走作るからな！」

高「うん！楽しみにしてる！」



玄関でみんなを見送った。

みんな、仕事なんだ…


そりゃあそうだよな。
俺の誕生日だからみんなオフですなんて、そんなわけないか。



高「……あれ？」



隣を見ると、同じようにみんなを見送っている紫耀。


え？



高「しょお、仕事行かなくていいの？」

平「…俺オフなんだけど」

高「……えっ！！オフなのっ？！やったぁ！！」

平「えっ？えっ！おわっ！」



嬉しくて思わず抱きついちゃった。

みんな仕事だと思ってたからめちゃくちゃ嬉しい♪



平「今日入ってた撮影が延期になったんだよな」

高「俺一人かと思ってたから嬉しい！」

平「じゃあどっか行く？」

高「えっまじで？！」



紫耀からのお誘いっ！

久々だ、２人でお出かけなんて。


ってなわけで、紫耀が運転してくれて買い物に出かける事にした。

じんもそうだけど、好きなブランドが似てたりもするから一緒に買い物するのも楽しい。

お互い気に入ったものを見つけて、俺のは紫耀が買ってくれた(*^^*)やったね！

その後はカフェに行ってお昼を食べた。

紫耀といると、なんか本当のお兄ちゃんと一緒にいるみたいですごく気が楽で安心できるんだよね。



平「あっそうだ！いいところ連れて行ってあげよっか」

高「えっなになに？」

平「着いてからのお楽しみー」



どこに連れて行ってくれるんだろう！

車の揺られる事１５分。

着いたのは、それはそれは大きなペットショップ。

へ？ペットショップ？



平「ここまだできたばっかなんだ。この前テレビでやってて、動物とのふれあいコーナーとか、外の芝生スペースでドッグランとかイベントもやってるんだってさ」

高「へぇー！すごいね！」



俺も紫耀も動物が大好きだからこういう場所にくるとテンションがあがる。

店内には沢山のワンちゃんや猫ちゃんがいて、２人で微笑みあった。

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