俺らが紫耀を守るから38

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中島side

中「マネさん、先帰っても大丈夫ですよ」

マ「いやいやそんなわけにはいかないよ」

中「そうですか笑」



撮影が中止になり、俺もこの後の予定がなくなった。

医務室で寝かせてる紫耀のそばについてる。

今は落ち着いてるけど、さっきまでバタバタだったんだ。



中「マネさん、医務室へ！」

マ「あっ…ああ、そうだな」



岸は撮影が再開するとかでスタッフさんが呼びにきて、紫耀を何度も振り返りながらスタジオを出て行った。

吐き気が治った段階でマネさんに手伝ってもらいながら急いで医務室へと連れてきた。



平「はぁっ、はぁっ、、うっ…」

中「紫耀、また気持ち悪くなっちゃった？」

医「この容器使ってもらって構わないですよ」

中「ありがとうございます。ここいいよ」

平「…ゔっ、、おぇぇっ、ﾊｧﾊｧｯ…うぇぇっ…」

中「しんどいな」



もう胃液くらいしか出てないじゃん。

全部合わせれば３０分近く吐き続けてるからね。
これじゃ体力ももたないよ。



医「腹痛に嘔吐でしたね。んー…平野さん、ここ最近何かナマモノを食べられたりとかしました？」

中「えっ、、どうなんだろ…」



ナマモノか。
あっ、岸ならわかるかも。



中「……あっ岸？ごめん、いま大丈夫？」



ちょうど撮影の準備待ちだったみたいで、タイミングよくスマホが鳴ったらしい。



中「紫耀ってさ、ここ最近ナマモノ食べたかってわかる？」

岸(ナマモノっすか？)

中「うん、もしかしたらそれに当たった可能性があるんだって」

岸(えっ、んー、、…ナマモノナマモノ……あっ！)

中「あった？」

岸(実は、昨日しょうとじんが一緒に出かけてたらしくて、生牡蠣を食べたって言ってました！)



それか…



中「うん、ありがとう………先生、昨日生牡蠣を食べたそうです」

医「ああ…、それですね。完全に牡蠣にあたったと思われます」



そうだったのか…
何か病気とかじゃなくてよかった。



平「はぁっ、はぁっ、、」

中「しんどいね、紫耀」



先生に点滴をしてもらい、紫耀もだんだんと落ち着いてきて、次第に瞼がゆっくりと落ちていった。



医「少しは楽になると思いますよ」

中「ありがとうございます」



そういえば神宮寺も食べたって言ってたけど…
あいつは大丈夫なのかな。



医「眠れたみたいですね」

中「はい」



さて、岸が来るまで待つとするか。

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ライブでパワーをたくさんもらってきました！
そのパワーでこの小説も頑張ります(*´꒳`*)

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