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高橋side
岩「落ち着いた?」
高「ぐすっ……うん」
思わず玄樹くんの前で泣いてしまい、心配した玄樹くんに部屋に連れていかれた。
ベッドに座り背中をさすられ続けてようやく涙が止まってきたよ。
高「玄樹くん…ごめんね…」
岩「いいの。あやまらないでよ。それより、何があったの?」
高「…」
玄樹くんにならいいかな…言っても。
高「あのね、、」
今日会ったことを洗いざらい話した。
すると、それを聞いた途端に険しい顔に変わった。
岩「もしかして…」
高「え?なに?」
岩「いや…んー…」
もしかして、何か知ってたりするのかな。
同い年だし分かり合えることもあるのかも。
高「玄樹くん教えて!」
岩「えっとね、、知ってるわけじゃなくて、聞こえたっていうか…」
高「聞こえた?」
岩「うん、、昨日の晩さ、、水飲もうと思って部屋を出た時、しょおの部屋から聞こえてきたんだ。うめき声みたいな声が」
高「え!」
玄樹くんによれば、昨夜ドアに耳を近づけてみると、「ううっ、、やめて……やだっ……うっ、、」ってずっと言っていたそう。
岩「その時は、嫌な夢でも見てるのかなー?って思って。俺も眠かったし早く水飲んで寝たかったから中までは覗かなかったんだ。でもそれが悪夢とかだとすれば、しょおの様子がおかしいのはそのせいかもしれない」
高「…まさか…」
悪夢?
そのせいで紫耀は苦しんでるの?
そんなの、、どうすれば…
岩「ねぇ、しょおの部屋見張ってみない?もしかしたら今日も聞こえるかもだし」
高「たしかに!」
少しでも理由が知りたかった。
玄樹くんの力も借りて、2人で夜観察してみることに。
永「ふぁ〜おやすみー」
神「おやすみ」
岸「じゃあなー」
みんなが部屋に散ると、俺らの作戦は決行された。
サササッ
バタン
岩「よし、これであとは待つだけだね」
高「うん!」
玄樹くんの部屋で紫耀の声が聞こえ始めるのを待つことに。
今はちょうど0時。
紫耀が寝にいって2時間は経ったけど、今は何も聞こえない。
とりあえず待つしかないか。
高(カクン……カクン…)
岩「海人、横なってていいよ」
高「…ううんっ…」
なんだかんだで俺も今日仕事に稽古に疲れてて、睡魔が襲ってくる。
何度も寝落ちして首が揺れた。
高「……(カク…ン…)…すぅー…」
岩「ふふっ、海人もおつかれさま」
そして完全に負けて、玄樹くんにもたれて夢の世界へと落ちた。
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晴はる(プロフ) - みらいさん» よくわかりました!承知いたしましたありがとうございます(*^o^*)お話考えてみますね! (2021年12月12日 23時) (レス) id: 2b7aa7cd67 (このIDを非表示/違反報告)
みらい - はい!そんな感じに合ってます (2021年12月12日 22時) (レス) id: bbe882ced9 (このIDを非表示/違反報告)
みらい - 晴はるさん、ダメですか? (2021年12月12日 22時) (レス) id: bbe882ced9 (このIDを非表示/違反報告)
晴はる(プロフ) - みらいさん» みらいさん、いつもリクエストありがとうございます!確認なんですが、紫耀くんが紫耀くんのファンに誘拐されて暴行を受け、廉さんが心配して助けに行く、さらに紫耀くんを助けた廉さんも暴行を受け、病院に搬送されて海人さんが泣く…ってことであってますかね? (2021年12月12日 22時) (レス) id: 2b7aa7cd67 (このIDを非表示/違反報告)
みらい - 紫耀くんは助けてましたが廉くんも含め誘拐し暴力してしまいますそして朝になってしまい心配する海人くん···マネージャーさんに電話をして病院に向かいいますそれで、2人がベッドに意識を失い、海人が泣いてしまうっていうものを見たいです! (2021年12月12日 22時) (レス) id: bbe882ced9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:晴はる | 作成日時:2021年10月27日 0時