俺らが紫耀を守るから28

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岩橋side

神「ほんとにありがとうございました」

剛「いや全然よ」



起きそうにない紫耀はこのまま寝かせておくことにして、とりあえず先輩の楽屋からお邪魔しないと。

KinKi Kidsさんは大先輩すぎてさ、さすがに長居はできないよね。



岸「光一くん！今度ご飯連れてってください！」

光「んーまた今度な」

高「剛くん！剛くんって他にはどんな絵描くんですか？！俺教わりたいです！」

剛「えっとー、魚とかー、人間も書くし…」

永「しょお帰ろうな。その前に冷えピタ変えたるな。あっ、上着先着よか」

神「僕のモノマネまた見てください！結構上達したと思いますよ」

岸「２人で特訓してるんだよな！」




えっと、、全然帰ろうとしてないよね？


誰一人として帰ろうとしてないよね？



岸くんと神はなんか盛り上がってるし、海人は海人で絵の話に夢中、廉は眠ってる紫耀に一人で話しかけてるよね。

俺どうしたらいいのよ。




岩「ほらみんな、ご迷惑だから早く帰るよ」

岸「あっ、さっせん！」

神「長居しすぎた！お邪魔しました」

剛「全然ええよ。あんまり話した事なかったし楽しかったわ」

光「いつでも来たらいいよ」

高「はい！」

永「よしっ！優太、しょお抱えて」

岸「あっおっけ」



上着を無事に着せ終わったらしい。
岸くんが抱え上げて自分の背中に乗せた。



神「では失礼します」

岩「ほんとにありがとうございました」

剛「お大事にな。かなり甘えたなってたから面倒見たりや」

永「甘えた出てたんすか？！」

光「めっちゃ出てたよ笑 ずっと俺の手握ってたし」

永「それはお世話になりました」

光「いつもは永瀬が見てあげてるんやってな」

永「あっ、まぁ…」

剛「おつかれ。気をつけてなー」



みんなでお礼を言ってKinKi Kidsさんの楽屋を後にした。

甘えた出てた事本人は覚えてないだろうから、それ教えてあげたら「うわぁー…」ってなるんだろうな笑




高「しょおぐっすりだね」

神「まだ熱高いからね」

永「帰ったら薬飲ませないと」

岸「KinKiさんと話せて楽しかったなー！こんな機会なかなかないぞ？で、結局なんでKinKiさんのとこにしょうがいたんだっけ？」

岩「あー…なんでだっけ笑」

神「まぁいっか」



その理由は忘れたけど、大先輩と話せる機会もなかなかないから楽しかった。


みんな興奮して色々聞いてたし、俺も光一くんにいつまでも変わらずかっこよくいられるコツを聞いたり。

わっかんないって言われたけど。

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