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平野side
平「はぁ…」
無事に仕事が終了。
終わる頃には点滴もだいぶ切れてきたのか、また体がきつくなってきてる。
熱も上がってる感じがするし。
平「けほけほ…」
家に着いてドアを開けたらそのまま玄関に倒れ込んだ。
よかった無事に着けて。
でももう動けないかも。
家の中は真っ暗で、みんな寝てるんだろう。
冷え切った玄関は今の俺には寒すぎる。
平「よいっしょ……ゔぅっ…さみっ…ゲホゲホ、、なんとか部屋に…」
無理やり体を動かして部屋へ向かった。
なるべく足音を立てないように。
みんなを起こしたくないし、バレたら面倒だし。
トン…トン
ガチャ
ボフッ
平「あっ、お風呂…」
まぁいいか。
朝入れば。
今はとても動く気力がない。
ベッドに入るといつのまにか眠りに落ちていた。
平「んんっ…」
目を開けるとすでに部屋は明るくてもう朝。
喉のイガイガ感と気怠さは全く無くなってない。
むしろ増してる。
ピピピッ
平「３８.４。高いな…」
３７度台だった熱は３８度台が普通になってきて結構きつい。
でもまた点滴に行くのは嫌だったし、病院でもらった薬を流し込んで仕事に向かった。
薬を飲めば多少はマシになるだろう。
謎に続く熱も薬で押さえるしかなくて、でもこれで仕事ができるなら問題はない。
平「おはようございます」
いつも通りの笑顔でスタジオに入った。
ス「今日はよろしくお願いします。またあとで楽屋へ説明に伺いますね」
平「わかりました」
マスクと帽子で顔は見えてないからバレる心配はないと思う。
ス「あっ、岸さんがすでに楽屋におられますので」
平「え？…ああそっか。わかりました」
忘れてた。
今日岸くんとじゃん。
雑誌の撮影で岸くんと一緒なんだった。
平「岸くんか…」
岸くんだったらバレないんじゃないかな。
なんとか隠し通せると思うんだけど。
平「ふぅ…」
ガチャ
岸「ん？おーしょう！！おはよ！」
平「岸くんおはよ」
朝からテンション高めの岸くんは、眩しい笑顔でソファから顔を出した。
岸「しょう、朝飯食った？これ朝ごはんだって」
平「あーうん。あとで食べるよ」
正直食欲ないんだよね。
熱も高めだからなんか気持ち悪くなっちゃって。
岸「あれ？」
平「え？！」
岸「あっ、いや…なんでもないわ」
平「…そっか」
まさかバレたのかと思ったけどセーフらしい。
このまま乗り切れ俺。
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ゆっぴー - そろそろ亮チン出してください｡ (2022年3月16日 20時) (
レス) @page44 id: 233a7fa478 (このIDを非表示/違反報告)
晴はる(プロフ) - はるきさん» はるきさん、いつもコメントくださりありがとうございます！２８章かー。って感じです笑早かったような長かったような。次の章でも頑張ります！ (2020年12月11日 16時) (レス) id: 2b7aa7cd67 (このIDを非表示/違反報告)
はるき - 晴はるさん» もう27章も終わりですね。お疲れ様です。そして27章も赤星獲得おめでとうございます。次の28章目も頑張ってください。 (2020年12月11日 13時) (レス) id: 801ad08d69 (このIDを非表示/違反報告)
晴はる(プロフ) - いろさん» いろさん、感想いただきありがとうございます！そう言っていただけてよかったです(*^^*)なかなか上手く書けなくて、んー…ってなったりもしてたので安心しました。これからもこの小説をよろしくお願いします！ (2020年12月11日 7時) (レス) id: 2b7aa7cd67 (このIDを非表示/違反報告)
いろ - こんばんは。リクエストのお話書いていただきありがとうございました！素直になりきれない紫耀くんが可愛くて、それを分かってくれる岸くんとの関係性もとても素敵でした！今後のお話も楽しみにしています。お体に気をつけて頑張ってください。 (2020年12月11日 2時) (レス) id: 28fd143c2f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：晴はる
| 作成日時：2020年10月23日 16時
