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平野side
平「けほけほっ…げほっ…ゲホゲホッ…」
永「ゆっくりな」
俺はどうやら病院に運ばれたらしい。
気づけばベッドの上で真っ白な天井。
メンバーたちが覗き込んでいた。
最初は意識のはっきりしなかった俺もだんだんとわかってきて、最終的にはみんなに謝られた。
一人にしてごめんって。
しんどかっただろって。
みんなは悪くなんかないのに。
正直熱にうなされて苦しかったことしか覚えてなくて、それからどうなったのか全くわかんないんだよね。
目が覚めてから聞かされたのは、まさかの肺炎。
あのしつこい咳、なかなか治らないなと思ってたら肺炎だったんだ。
しばらく入院するらしい。
やだな。仕方ないけど。
平「げほっ…ゴホゴホッゴホッ…」
岸「なかなか咳おさまんねぇな…」
永「せやな」
目が覚めてからの数日間、メンバーが代わるがわる見舞いに来てくれてて、そばについててくれる。
まぁ俺は毎回話すこともできないくらい咳にうなされてるんだけど。
平「ゴホゴホ…ごめっ…ごほっ…」
永「はなさんといて。咳出るから」
平「けほけほけほっ…」
岩「苦しいね。看護師さん呼ぶ？」
平「(フルフルフル)げほげほ…ごほっ…」
みんなに迷惑かけたくない。
そう思うのに、喉を何かでつかれてるみたいに止まらない。
平「げほっ…ゲホゲホゲホッ…はぁはぁっ…ゲホッ…」
高「ねぇ、、やっぱり看護師さん呼ぼうよ！」
神「しょう、呼ぶよ？いいね？」
平「はぁはぁはぁ…(コク)」
我慢しようとしたのに、一人でなんとかしたかったのに…
しんどすぎて限界だった。
コンコン
ガラッ
看「平野さんどうされましたー？」
永「あっ、すんません。咳が止まらんみたいで」
熱にうなされ、咳に侵されてる俺にはみんなが話してる声がうっすらと聞こえるくらい。
看「マスク付けてお薬吸おうか」
平(コク)
楽になりたい。
看護師さんに身を委ねて落ち着くのを待った。
平「けほっ…けほけほ…」
看「じゃあ終わったら声かけてくださいね」
神「ありがとうございました」
高「しょお、しんどいのマシになってきた？」
平「けほっ…ん…」
高「よかった」
かなり楽になった。
ほんとにきつかったから。
平「はぁっ…はぁ…」
永「少し熱上がってもーたかもな。はかろっか」
岩「はいこれ」
永「さんきゅ」
熱も上がったり下がったりでなかなか落ち着かない。
今日も３８.７。
早くお家に帰りたい。
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ゆっぴー - そろそろ亮チン出してください｡ (2022年3月16日 20時) (
レス) @page44 id: 233a7fa478 (このIDを非表示/違反報告)
晴はる(プロフ) - はるきさん» はるきさん、いつもコメントくださりありがとうございます！２８章かー。って感じです笑早かったような長かったような。次の章でも頑張ります！ (2020年12月11日 16時) (レス) id: 2b7aa7cd67 (このIDを非表示/違反報告)
はるき - 晴はるさん» もう27章も終わりですね。お疲れ様です。そして27章も赤星獲得おめでとうございます。次の28章目も頑張ってください。 (2020年12月11日 13時) (レス) id: 801ad08d69 (このIDを非表示/違反報告)
晴はる(プロフ) - いろさん» いろさん、感想いただきありがとうございます！そう言っていただけてよかったです(*^^*)なかなか上手く書けなくて、んー…ってなったりもしてたので安心しました。これからもこの小説をよろしくお願いします！ (2020年12月11日 7時) (レス) id: 2b7aa7cd67 (このIDを非表示/違反報告)
いろ - こんばんは。リクエストのお話書いていただきありがとうございました！素直になりきれない紫耀くんが可愛くて、それを分かってくれる岸くんとの関係性もとても素敵でした！今後のお話も楽しみにしています。お体に気をつけて頑張ってください。 (2020年12月11日 2時) (レス) id: 28fd143c2f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：晴はる
| 作成日時：2020年10月23日 16時
