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今日は朝からスタジオで雑誌の撮影だった。
「あっ、それ可愛いですね」
ス「誕生日に娘からもらったんですよ」
「へー!素敵な娘さんですね」
スタッフさんたちとも付き合いが長くて仲がいいから、撮影現場に来るのも楽しい。
いつもこうやっていろんな話するんだよね。
「お疲れ様でした!」
ふぅー…かなり早く終わった。
今日誰か誘って飯でも行こうかな。
バタバタバタッ…
ん?
なんだろ?
隣のスタジオが少し騒がしくて、スタッフさんがバタバタと出てくる。
ス「医務室へっ!!」
しばらく様子を見ていたら、スタッフさんが誰かを抱えてスタジオから出てきた。
えっ…?
あの子って…
サングラスを外して目を凝らす。
やっぱり、平野くん…だよな?
そこまで仕事で一緒になったことはないけど、歌番組やカウントダウンで顔を合わせてるからすぐにわかった。
タタッ…
「平野くん?どうしたんですか?!」
スタッフさんに駆け寄ると、まさか俺がいるとは思わなかったみたいで目を大きく見開いた。
ス「えっ!ええっ?!亀梨さん?!」
亀「平野どうしたんですか?」
ス「あっ、えっと…収録中に急に倒れて!」
抱えられてる平野くんは、目は薄っすらと開いてるけどすごく虚ろで顔は真っ赤。
はぁはぁ…と苦しそうに呼吸をしていて、必死に酸素を取り込もうとしている感じ。
これ、高熱出てるだろ。
亀「俺も行きます。医務室ですよね」
ス「あっはい!」
スタッフさんの後を追って医務室に向かった。
医「こちらにどうぞ」
医務室に着いた頃には平野くんは完全に意識を失っててぐったり。
ス「僕っ、、スタジオに戻らないといけなくて…」
亀「僕がついてます。戻られて大丈夫ですよ。あっ、あとで平野の服と荷物を持ってきておいていただけますか?平野のマネージャーには僕から連絡を入れますので」
ス「すみません助かります!ありがとうございます!」
スタッフさんはバタバタと医務室を出て行った。
医「かなり熱が高いですね。点滴しましょう」
亀「点滴って一時間くらいですか?」
医「はい」
この後はもう何もないし、全然平気だな。
亀「わかりました」
先生が言うには、過労からきた高熱らしい。
キンプリ忙しそうだし、十分に休めてないんだろう。
大丈夫だよ。
俺がついててやるからな。
平野くんの頭をそっと撫でた。
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晴はる(プロフ) - さきさん» さきさん、リクエストありがとうございます!承知いたしました!お話考えてみますね(*^ω^*) (2020年6月15日 14時) (レス) id: 2b7aa7cd67 (このIDを非表示/違反報告)
さき - リクエストいいですか?紫耀くん高熱の山田涼介くんへ甘えたお願いしてもいいですか? (2020年6月15日 12時) (レス) id: 7b58fedff1 (このIDを非表示/違反報告)
晴はる(プロフ) - 赤西 仁さん» そうです。紫耀くんが好きです!じゃなかったら紫耀くんメインの小説書こうとはなってなかったと思います(*^^*) (2020年6月12日 22時) (レス) id: 2b7aa7cd67 (このIDを非表示/違反報告)
赤西 仁 - 今さらなんですけど、紫耀くんが好きなんでしょうか?私は名前の通り赤西仁が好きですww (2020年6月12日 22時) (レス) id: c213881b7f (このIDを非表示/違反報告)
晴はる(プロフ) - 赤西仁さん» 赤西仁さん!いつもありがとうございます!これからもよろしくお願いします(*^^*) (2020年6月12日 10時) (レス) id: 2b7aa7cd67 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:晴はる | 作成日時:2020年5月23日 19時