俺らが紫耀を守るから22

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平野side

平「なっ、なんでっ…なんで俺のパスワード知ってんだよ！！」

高「んーー…なんでだろー…？」

永「警察呼ぶぞ！俺らの機密情報を知った罰でな！」

高「いや意味わかんないし。君たちわかりやすいからすぐ開いちゃったよ？」




意外と海人はこういう所は器用で侮れない。




永「とにかく！お揃いの、しかもっ、こんな待ち受けなんてありえへんから！」

高「ちぇっ…」

平「ちぇじゃねーよ！」




兄貴２人で遊んでんだろ絶対！




はぁ…もう、なんで病み上がりなのに、朝からこんなことで体力使わなきゃいけないんだよ…




平「はぁ…」




背中からベッドに倒れこんだ。




永「しょお大丈夫か？やっぱまだしんどい？」

高「冷えピタ替えとく？」




だから、君たちの切り替えスイッチは一体なんなんだよ。




平「いい。もう少し寝る…」

永「そおか。じゃあ冷えピタだけ替えておこうな」



おでこに冷やっと冷たさを感じてすぐ、布団に包まってまた目を閉じた。








永瀬side

すぐに布団の中から寝息が聞こえてきて、めくってみたら気持ちよさそうに眠ってた。

朝から騒いで疲れさせてしまったんやなって反省。


でも今日には熱下がるやろ。
よかった。



俺も朝から疲れた…


ていうか、全てはこいつのせいやから。




永「たく、お前がおったらしょおを起こしてまうから下行くで」

高「えーひどーい」



ブーブー言う海人を引っ張って紫耀の部屋を出た。






ガチャ

岸「あっおはよ！」

永「はよ。はぁ…」

神「なに？どしたの？」

永「こいつのせいで疲れたんよ」

岩「海人なにしたの？」

高「えへへー♪ いいことー！」

永「悪いことや！」



全く反省しとらん。



永「もういいわ。優太、腹減った。なんかある？」

岸「おーちょっと待って」

岩「で？海人なにしたの？」

高「みてみてー！」

永「ん？…えっ！だからっ、なんで俺のスマホをお前が持ってんねん！返せっ！」



勝手にまたパスワード開いて玄樹に待ち受けを見せとる。



岩「あーあの時のね笑 かわいいじゃん」

永「えっ…」

神「ん？あー笑 写真撮ってたんだ。さすがだな」

永「えっ、待って…」

岸「れん、米でいいよなって、みんなでなに見てんの？あーあれか！」



おい待てや…

まさかみんな知って…



永「待って…みんな、、見たん？」

３「「え？」」

永「お、俺らが寝てるとこ…お前らも…見たん？」

３「「うん／おう」」



うわっ…最悪や。

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