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平野side

んー…


なにー、、騒がしいような…



だるい体はそのままに、ふと目を開けてみる。




永「お前なぁっ、何を勝手にっ!いつ撮ったんや!そもそもなんで俺のスマホのパスワード知ってんねん!」

高「いいじゃーん♪!パスワードなんてー、か・ん・た・んっ♪ れんの考えなんて丸わかりだもーん!」

永「はぁっ?!すぐに変えてやるっ!待ち受けも、パスワードもっ!」

高「変えてもすぐにわかっちゃうと思うからいいよー☆待ち受けもすぐに変えてあげるもーん」

永「おまっ…!見んなっ!!」




なんだろう…

ベッドの横で兄弟喧嘩みたいな…

よく分からない小競り合いが繰り広げられてるんだけど、俺見てていいのかな?




永「…ん?あっ!しょお起きてたん?しんどない?」

平「うん…」



さっきまで怖い顔してスマホと睨めっこしてたのに、急に優しい顔になって覗き込んできた廉。



高「しょおおはよう。熱下がってきたね!」



さっきまで悪ガキのような笑顔で廉に絡まってたのに、今度はひまわりのような眩しい笑顔になった海人。




平「…ふっ…」

永・高「「えっ?」」



なんだか面白くて思わず笑ってしまった。



永「えっ?な、なに?なんで笑ったん?」

高「しょおなんでー?何かいい夢見たの?」

平「んーん。なんでもなーい」



キョトンとした顔で目を見合わせる2人にさらに笑みが溢れた。

やっぱこいつら好きだな。
俺にとっても2人は兄弟みたいな感じだから。



平「けほっ…今、、何時…」

永「あっまだしんどいやろ?俺が起こしたるから」



だるい体はなかなか自分で起き上がることができなくて、廉が背中を支えて起こしてくれた。



永「えー今は8時やな。めっちゃ寝たな」

平「うん、、だね」

永「お陰で熱もマシなったしよかった」

高「れんパワーじゃない?(ニヤニヤ)」


バキッ

高「いってぇっ!!」

永「口取んぞ!」




そういえばなんだったんだろ。



平「ねぇ、なんで喧嘩してたの?」

高「それはね!これだよー!」

永「ちょっ、おまっ!いつのまに!」



いつのまにか海人の手元にあった廉のスマホ画面をのぞいてみると、えっ…



永「しょお固まっとるやんか!」

高「ね?かわいいでしょ♪」



俺と廉が寄り添って寝ている画像が待ち受けに。

はっ、恥ずっ…!



平「かっ、変えて!!」

高「えーしょおまでそんなこと言うー。ほら、これも見て」

平「は?」



俺のスマホ画面まで…

なんでっ…!

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晴はる(プロフ) - さきさん» さきさん、リクエストありがとうございます!承知いたしました!お話考えてみますね(*^ω^*) (2020年6月15日 14時) (レス) id: 2b7aa7cd67 (このIDを非表示/違反報告)
さき - リクエストいいですか?紫耀くん高熱の山田涼介くんへ甘えたお願いしてもいいですか? (2020年6月15日 12時) (レス) id: 7b58fedff1 (このIDを非表示/違反報告)
晴はる(プロフ) - 赤西 仁さん» そうです。紫耀くんが好きです!じゃなかったら紫耀くんメインの小説書こうとはなってなかったと思います(*^^*) (2020年6月12日 22時) (レス) id: 2b7aa7cd67 (このIDを非表示/違反報告)
赤西 仁 - 今さらなんですけど、紫耀くんが好きなんでしょうか?私は名前の通り赤西仁が好きですww (2020年6月12日 22時) (レス) id: c213881b7f (このIDを非表示/違反報告)
晴はる(プロフ) - 赤西仁さん» 赤西仁さん!いつもありがとうございます!これからもよろしくお願いします(*^^*) (2020年6月12日 10時) (レス) id: 2b7aa7cd67 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:晴はる | 作成日時:2020年5月23日 19時

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