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平野side
ここ数日、俺は普通じゃなくなった。
常に人の視線を感じて怖い。
もちろんメンバーのみんなは大丈夫。
逆にそばに誰かいてくれないとパニックを起こしちゃうくらいだから。
みんな仕事があるのに。
俺の分までカバーしてもらって迷惑かけてるのに。
そばにいてほしいなんてワガママなのはわかってる。
でも一人は無理なんだ。
ごめんなさい…
こんな弱くて、ごめんなさい…
ポタッ…ポタッ…
平「うっ…うぅ…みんな、、ごめんッ…はぁ…」
こんな自分もう嫌だ。
なんで、、なんでもっと早く誰かに相談しなかったんだろう。
すでに心は限界だったのに。
すぐに相談してたらここまで迷惑かけずに済んだかもしれない。
いつもいつも、後になってから後悔して。
平「ヒック…ふっ、、ごめな…さっ…はぁ、、ケホケホッ…」
なんとか体を起こしベッドに座ってるけど、
熱のせいか頭はガンガンして呼吸は苦しい。
体がふわふわして気持ち悪い。
後ろに倒れそうになった時、誰かに抱きしめられた。
ふわっ
平「ふぇっ、、はぁはぁ…だ、、れ…？」
永「れん。また一人で泣いてたん？」
廉、、声を聞いた途端 全身の力が抜けて凭れかかった。
平「ふっぅぅ…ぇ、、ん…ヒック…ごめな、、さぃ…ケホッケホケホッ」
永「咳しんどいね。背中さすっててあげるから。しょお、俺のお話聞いてくれる？」
平「ケホッ、、はぁ、、なぁ…に…？」
廉は俺の背中をさすりながら話し始めた。
永「しょお、今苦しいよね。お外も怖いよな」
平(コク)
永「あの画像見たときしんどかった思う」
画像…
頭の中に浮かび上がってくる。
平「はっ、、ぁっ…やっ、、はぁ…やぁ…はぁはぁ…ケホッ、、はぁ…」
永「しょお大丈夫…落ち着いて」
廉は過呼吸になってしまった俺を、さらに強い力で抱きしめる。
永「落ち着いた？」
平「はぁ、、(コク)」
永「熱あるから俺に凭れかかっとき」
頭に大きな手が触れて、廉の胸にくっつかされた。
永「話の続き。しんどいと思うけどもう少し聞いてね」
平(コク)
永「実は、、あの画像を載せた犯人が見つかった」
平「…えっ…」
予想もしてなかった言葉に、顔を上げて廉を見た。
永「明日そいつのとこ行ってくるから、お留守番しててな」
平「れぇ、、ん…ケホッ…おれの、、せ、、で…ケホケホッ…ダメ…」
永「大丈夫。しょおを傷つけるやつは絶対に許さへん」
俺を見る廉の目には強い光が宿っていた。
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晴はる(プロフ) - りりりさん» 最新話の方にもメッセージくださってると思うのでそちらに返信いたしますね(^^) (6月13日 23時) (
レス) id: 2b7aa7cd67 (このIDを非表示/違反報告)
りりり - 更新楽しみにしてます。甘えたなしで、素のしょうくんに近い感じの雰囲気で高熱で倒れるお話をリクエストしたいですが、可能でしょうか？よろしくお願いします (6月13日 23時) (レス) id: 58c07711c4 (このIDを非表示/違反報告)
晴はる(プロフ) - しおりさん» しおりさん、コメントありがとうございます！確かに字だけ見たら似てるかもですね笑書き間違えてなくてよかったです^ ^ (2020年10月23日 21時) (レス) id: 2b7aa7cd67 (このIDを非表示/違反報告)
しおり(プロフ) - 盗撮（引きこもり）が何故か強盗（立てこもり）に見えちゃって、ずっと、ん？って思って読んでたんですけど普通に読み間違いでした。恥ずかしい。 (2020年10月23日 18時) (レス) id: ad67d0436a (このIDを非表示/違反報告)
晴はる(プロフ) - かなまるさん» かなまるさん！そう言っていただけてかなり救われました！笑 結構不安だったので。また良かったらリクエストくださいね♪これからもよろしくお願いします！ (2019年6月30日 18時) (レス) id: 2b7aa7cd67 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：晴はる
| 作成日時：2019年6月15日 10時
