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平野side
ダダダダッ
バタンッ
平「うっうぅ…ヒック、、ふぇぇん…」
今日の現場には仲良くさせてもらってるスタッフさんがいて、帰ろうとした時呼び止められたんだ。
平「どうしたんですか?」
ス「あの、、これ…」
見せられたスマホには、俺の写真がいっぱいだった。
平「な、、んですかこれ…」
ス「実は、、このサイトにたくさんアップされてるみたいなんだ…」
10枚、20枚どころじゃない。
なんだよこれッ…
ス「平野さんが来る前、事務所の方がきてみんな口止めされたんだ。でも、本人には言った方がいいと俺は思って…」
もしかして、、最近誰かに見られてる気がしてたのって、、
みんなの様子が変だったのも、、スタッフさんがジロジロ見てたのもこれのせいだった…?
その瞬間、顔がカッと熱くなって楽屋を飛び出していた。
きっとみんな知ってて黙ってた。
俺のこと、、笑ってたの…?
だってこんな大事なこと、普通俺に言うじゃん!
もう頭の中がぐじゃぐじゃでよくわかんない。
平「うわぁぁぁん…はぁはぁ、、うっぅぅ、、ヒック」
もう、、みんなのことも信じられないよ。
誰も信じられない。
トントン
永「しょお?」
高「しょお聞こえる?」
平「グスッ…、来ないでッ…」
もうほっといてよッ…
俺に構わないで!
永「しょお、黙っててごめん。怖がらせたくなかったんよ。だってしょお、知ったらパニックなるのは目に見えてたから」
高「みんなしょおの為を思って…平『うるさいッ…!ヒック、、一人にしてよ!!』しょお…」
もうやだ…
俺って、、なんなの…?
いつも問題起こすの俺ばっかり。
もう消えちゃいたい。
平「ふぇぇ、、うぅっ…はっ、、ぁっ…はっはぁ…はぁ…」
えっなんで…
息ができない…
平「はぁはぁ…くるしっ、、はぁ…はぁ、、ヒュッ、、ゲホゲホッ…はっ、、はぁはぁ…」
永「え…しょお?しょお苦しいんッ?!!」
平「はっ、、はっ…はぁ、、息…できな…ゲホゲホッ…はぁはぁ(ドサッ)うぅ…」
倒れた床が冷たい…
だんだん視界がぼやけていく。
高「しょおっ!!ここ開けて!!お願いッ」
永「(ドンドンッ)しょお!!開けてやっ!!」
もう俺なんてほっとけばいいじゃん。
なんで構うの?
ダメだ…
気が遠くなってきた。
平「は、、はぁ…ヒュッ、、はぁ、、は、」
俺って、、なんでこんな弱いんだろう…
みんな、ごめんね。
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晴はる(プロフ) - りりりさん» 最新話の方にもメッセージくださってると思うのでそちらに返信いたしますね(^^) (6月13日 23時) (レス) id: 2b7aa7cd67 (このIDを非表示/違反報告)
りりり - 更新楽しみにしてます。甘えたなしで、素のしょうくんに近い感じの雰囲気で高熱で倒れるお話をリクエストしたいですが、可能でしょうか?よろしくお願いします (6月13日 23時) (レス) id: 58c07711c4 (このIDを非表示/違反報告)
晴はる(プロフ) - しおりさん» しおりさん、コメントありがとうございます!確かに字だけ見たら似てるかもですね笑書き間違えてなくてよかったです^ ^ (2020年10月23日 21時) (レス) id: 2b7aa7cd67 (このIDを非表示/違反報告)
しおり(プロフ) - 盗撮(引きこもり)が何故か強盗(立てこもり)に見えちゃって、ずっと、ん?って思って読んでたんですけど普通に読み間違いでした。恥ずかしい。 (2020年10月23日 18時) (レス) id: ad67d0436a (このIDを非表示/違反報告)
晴はる(プロフ) - かなまるさん» かなまるさん!そう言っていただけてかなり救われました!笑 結構不安だったので。また良かったらリクエストくださいね♪これからもよろしくお願いします! (2019年6月30日 18時) (レス) id: 2b7aa7cd67 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:晴はる | 作成日時:2019年6月15日 10時