俺らが紫耀を守るから5

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永瀬side

永「まだ赤いけどちょっとマシか…」

岸「熱も３９度まで下がってたよ。まだたけぇけど、ピークと比べればマシだろ」

永「まぁ…そうやな」



眠れ…てる、、か…

息辛そうやけど。




平「はぁ…はぁ…んっ…」

神「しょう、目覚めた？」

高「気分どう？」



キョロキョロと視線が空中を漂ってる。



おっ、、目があった。




平「ふっ…うぅー…れぇ、、ん…」

岸「おぉー、どうしたしょう！？」



俺見て泣き出したんやけど。
俺より優太が焦ってるやん笑



平「ヒック…ぇん…ふぇぇ、、れぇん…」

神「おっ、廉に手伸ばしてるよ」

永「しょおどぉしたぁ？ほら、ギュしよか」



体を抱き上げてぎゅーっとする。



平「うぇぇぇん…ケホケホッ…ぇ、、ん」

永「しょお、泣いたらしんどくなるよ？まだお熱高いからな」



トントンしても全然泣き止まへん…笑



平「ヒック…ふぇっ…うぅ…」



ちょっと泣き止んできたか…？



岸「…なっなぁしょうー、俺のとこ来ない？」


平「ふぇっ、、やぁぁぁ！！ふぇぇぇん…！」


４「「優太ぁ…／岸くん…」」

岸「あっごめん」



せっかく泣き止みかけたのに、紫耀ちゃんまたまた大泣きです。
高熱と泣きすぎで顔真っ赤。



永「しょおは俺がいいんやんなぁ」

平「ゲホゲホッ…うぅ…(コク)」

神「廉、その得意げな顔やめてくれる？」

岩「なんかムカつく」

高「しょお取ってやったぜみたいなさ」

永「そんな顔してへんわっ！」

4「「してますぅっ！」」



みんな拗ねだしたやん笑



俺は紫耀を抱え上げ、抱っこしたまま横に揺らす。



高「なんか親子みたいー」

永「そんな歳とってへんわ」

岩「ふふ。微笑ましいってことだよね？」

神「そうそう。やっぱしょうは廉のところが一番落ち着くんだな」

永「まぁなー」



優太にいたってはめっちゃ落ち込んでる笑



永「優太、そんな落ち込むなや」

岸「だってさ、、俺見て大泣きされたし」

高「まぁまぁ。今は熱のせいでれんに甘えたなだけだから」

岸「…そっか。…だよな！」



抱えられて大人しくしてる紫耀は、全く耳に入っていないよう笑

まぁ熱高いししゃあない。


平「ぇ、、ん…」

永「んんー？なぁにしょお？」

平「れぇん…おね…つ、、さが…た？」




紫耀…覚えてたんか



永「この通りめちゃめちゃ元気やで！だからいくらでもぎゅーしたるな」


平「ふふ…、や…たぁ…」



フニャッと笑ってくれる。
ほんま、かわええなぁ。

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