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永瀬side
眠たそうやのに頑なに寝ようとしない紫耀を見かねて、俺も布団に入った。
これなら安心やろ。
抱きしめて背中をポンポンしてやる。
永「眠たかったら寝ちゃいなよ」
平「…ぅ、、ん…」
永「…しょお？」
平「スー…スー…」
永「よかった。寝てくれた」
眠る紫耀を見てホッと一安心。
映画の撮影終わったし、だいたい大きな仕事が終わると毎回体調崩してるからな。
最近俺らの前では出さないようにしてたみたいやけど、たまに咳したりしてたし、ずっと無理してたんか。
永「頼れって言ってんのにほんまにもう」
何回言っても聞かないんですよね、この人は。
紫耀が眠ってからも、しばらく背中をポンポンし続けて、気づけば１時間が経っていた。
紫耀はやっぱり熱が上がってきてるのか、はぁはぁと少ししんどそうになってきて、体も熱い。
顔は赤くて体は小刻みに震えてる。
暖かくなるように体をさすってやった。
平「はぁ…はぁ…ケホッ、、はぁ…」
永「しんどいな。もう少し頑張ろね」
もしあのまま仕事行かせてたらと思ったら、ほんま怖なってきたわ。
とりあえず熱だけ測ろう。
紫耀を抱きしめたまま腕を伸ばし、体温計をとってそっと挟む。
ピピピッ
永「…３８.５か」
でもまだ寒そうやし、これから上がっていくんよな…
また３９度超えるんやろか。
いつもしんどそうで見てられへんのに。
平「はぁ…ん……」
永「ん？起きちゃった？」
平「ケホッ、、ぇん…」
紫耀は少しだけ目を開けて、俺の名前を呼びながら服をぎゅっと掴んできた。
しんどくて心細いんやろうな。
永「しょお、俺は隣におるから。一人ちゃうよ」
さらに強く抱き寄せる。
平「…あった、、かい…」
永「ならよかった。もう寒くない？」
平「……さむ…ぃ」
あっ寒いのは寒いんやね。
熱出た時の紫耀は赤ん坊みたいになるから、こっちも戸惑うことが多い笑
永「しょお、少しお熱上がってきたね。上がりきるまでがんばろ。俺もついてるから」
平「…ぅん」
そのまま目を閉じ、俺にくっついてくる。
ほんま俺の子どもみたいやわ笑
気づけばかなり時間がたってて、すでに１５時。
昼食べてないし、なんか腹減ってきたなぁ。
紫耀はあれからまた眠って、今も俺の胸で小さく寝息を立ててる。
どうしよかな…
動かれへん…
んー…。
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晴はる(プロフ) - りりりさん» 最新話の方にもメッセージくださってると思うのでそちらに返信いたしますね(^^) (6月13日 23時) (
レス) id: 2b7aa7cd67 (このIDを非表示/違反報告)
りりり - 更新楽しみにしてます。甘えたなしで、素のしょうくんに近い感じの雰囲気で高熱で倒れるお話をリクエストしたいですが、可能でしょうか？よろしくお願いします (6月13日 23時) (レス) id: 58c07711c4 (このIDを非表示/違反報告)
晴はる(プロフ) - しおりさん» しおりさん、コメントありがとうございます！確かに字だけ見たら似てるかもですね笑書き間違えてなくてよかったです^ ^ (2020年10月23日 21時) (レス) id: 2b7aa7cd67 (このIDを非表示/違反報告)
しおり(プロフ) - 盗撮（引きこもり）が何故か強盗（立てこもり）に見えちゃって、ずっと、ん？って思って読んでたんですけど普通に読み間違いでした。恥ずかしい。 (2020年10月23日 18時) (レス) id: ad67d0436a (このIDを非表示/違反報告)
晴はる(プロフ) - かなまるさん» かなまるさん！そう言っていただけてかなり救われました！笑 結構不安だったので。また良かったらリクエストくださいね♪これからもよろしくお願いします！ (2019年6月30日 18時) (レス) id: 2b7aa7cd67 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：晴はる
| 作成日時：2019年6月15日 10時
