心からの謝罪と本当の幸せ ページ38
ガラガラガラ
瀬「失礼します。」
貴「…っわざわざお見舞いに来て下さり、
ありがとうございます。」
牛「……お前には、悪いことをした。
本当にすまなかった。」
若利先輩が私の目の前で頭を下げる。
瀬「ひどいこと、たくさん言った。ごめんな。」
隼「俺ら、Aが刺されてから、全て知ったんだ。
お前は何もしてなかったのにな。ごめん。」
天「花音のこと、信じ込んでたんだ。本当にゴメンナサイ。」
大「Aのこと、守れなかった。本当に申し訳なかった。」
先輩方が、次々に頭を下げていく。
瀬「今更許してもらおうなんて、思ってない。
ずっとAに辛い思いさせてたってわかったとき、絶対に
謝らないといけないって、強く思った。
本当にごめんなさい。」
貴「……………頭を上げてください。
確かに私は皆さんをずっと信じてたので、信じてもらえなかった時は、
本当に悔しかったし、辛かった。
だけど、今は新しい仲間も増えたし、楽しいんです。
だからもういいです。皆さんが責任を感じることはないので。」
牛「初音………」
貴「次の春高予選は、絶対青城が勝ちますから！！」
瀬「おう！望むところだ！」
良かった。白鳥沢と仲直りできて。
何か、気持ちが楽になった。
ｰｰｰｰ3日後
コンコン
貴「はーい、どうぞ。
………あ、賢二郎！？一人で来たの？」
白「うん、言いたいことがあったから。
ごめん、Aが刺された時何もできなかった。
本当にごめん。」
貴「何言ってんの！？賢二郎のおかげだよ！
白鳥沢の誤解が解けたの。
ありがとう、賢二郎！」
白「え、怒ってない？」
貴「もちろん！怒ってるわけ無いじゃん！」
白「良かった〜
じゃあ、、、」
貴「何！？」
白「ずっと、
好きでした。俺と、付き合ってくれませんか。」
貴「え、あ、待って、私？」
急展開過ぎて、頭が追いつかない、
賢二郎が私を好き？
考えたことなかった。。。。。
白「こ、答えは？」
貴「はい///私で良ければ////」
白「え、まじで？////
振られるかと思った、、、
今度は、絶対俺が守るから。」
貴「何それ！」
えーと、
私は今、とても幸せです。
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作者名：chibirin | 作成日時：2020年12月13日 21時
