再会 ページ22
貴「えっと、大丈夫？？」
？「ごめんね、うちの山本が。
………俺は、音駒高校2年、孤爪研磨。研磨でいいよ。」
貴「よろしく、研磨。」
澤「あー、えっと。初音！こいつらは気にしなくていいからな。」
貴「はい……」
面白いひとたくさんいるな。
ふと、校門に目が行く。
一台の大型バス。
白鳥沢だ。
みんなに会うのか怖い。ただただ怖い。
息苦しくて、うずくまる。
貴「はぁっ、はぁっ、はぁ…」
やばい、過呼吸になってる。苦しい。
ぎゅ
国「大丈夫。落ち着いて。」
絶対みんな見てるよね……心配かけたくない。
貴「ご、めん。英…も、う、大丈夫。」
国「無理しないで。白鳥沢が来るとき、松川さんの後ろに
隠れさせてもらいなよ。いいですか？」
松「おっけ。全然いいよ。」
そう言って、英は私を一静先輩の後ろへ。
ガラガラ
隼「白鳥沢、到着しました！
遅れてすみません！」
姫「ごめんなさぁい！」
いやだ。
あいつだけには会いたくない。
何であいつが白鳥沢のマネとして、笑ってんの？
私は、居てもいなくても同じだった？
貴「ポロポロポロ」
私は、自然と涙が溢れてきた。
それを見た先輩方が慰めてくれる。
及「大丈夫。大丈夫。」
岩「俺らがいるぞ。」
花「安心しな。」
松「守ってやるから。」
温かい。
白「……………！？A！？」
ビクッ
みんなが一斉にこっちを見る。
瀬「ひ、久しぶり。」
大「……体調はどうだ？」
姫「！？Aセンパイ！！」
貴「みなさん、お、久しぶりです。」
天「ねぇ、Aチャン、何で花音に謝らずに転校したワケ？」
だから、私は何もしてないって。。。
悲しいよ。
岩「お前ら、ふざけんなよ？」
及「Aちゃんがどんなに辛い思いをしたと思ってんの？
大切なマネージャーも信じられないなんて、笑わせるよね。」
牛「何言ってるんだ？初音は花音をいじめたんだぞ？」
隼「報いを受けて当然だろ！！」
及「はぁ？だからっ‥‥‥」
貴「もういいです。徹先輩、一先輩、ありがとうございます。
みなさんも、気にしなくてもいいので。
お騒がせしました。」
そう言って、私は体育館を飛び出す。
もう、涙が止まらないよ。
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白布賢二郎→白「」
白福雪絵→雪「」
山本猛虎→猛「」
山形隼人→隼「」
山口忠→忠「」
で、いきます！！よろしくです！！
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作者名：chibirin | 作成日時：2020年12月13日 21時
