信じてほしかった【ハイキュー】 (ページ16)

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辛かったことページ16

及「君が国見ちゃんの従姉弟の子？

　可愛いね( ´∀｀)

　 L○NE交換しよ！！！

　あ、俺は主将の及川徹だよ☆」

え、主将って一先輩じゃないの？

この人何かうるさい。

貴「初音Aです。よろしくお願いします。」

及「あれ？君確か…………

　ウシワカちゃんのところでマネやってたよね？」

その言葉で、英以外の部員が目を丸くしてる。

松「言われてみれば確かにそうだな。」

話さないといけない。

貴「はい。もともと白鳥沢にいました。」

及「何でここにいるの！？」

思い出したくない。白鳥沢ことなんか。
だけど、言わなければいけない。
何から言おうか。

最初はみんなが大好きだったこと？

ある日後輩に裏切られたこと？

辛くて逃げてきたこと？

気づいたら、泣いていた。

国「大丈夫だよ。落ち着いて。

　俺がいる。」

及「え、ごめん、変なこと聞いちゃった？」

岩「おい、クソ川何泣かせてんだ！！！
　
　 A、ごめんな。

　言いたくないなら言わなくてもいい。」

貴「すみ、ませ、ん。

　も、う大丈夫、なので。

　何が、あったのか、話し、ます…」

私は泣きながら何があったのか話した。

練習中だから早く終わらせなきゃいけないって思ったのに、

言葉が上手く出てこなかった。

みんなは真剣に聞いてくれた。

及「辛かったんだね。Aちゃんは頑張ったね。」

岩「そんなことがあったのか。でも、俺たちは信じてくれていい。

　誰もお前を裏切らない。」

そう言って、一先輩は私の頭を撫でた。

何か、お母さんみたい。。。

みんながたくさん慰めてくれたから、もう涙が止まらなかった。

この場所なら、私は信じてもいいのかもしれない。

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