いたずら ページ10
「ちょっとあんたいつまで見てるのよ」
『飽きるまで』
「さっきからそれじゃないの」
『あーおもしろい、笑い止まらん』
「…」
今日は俺が珍しく休み…
なのに！！！
彼女のAはテレビでお笑い番組を見ている
「俺の方が面白いのに」
『ふふふっ』
隣に座っている俺を見ることはない
「ねー、Aちゃーん」
「いつ見終わりますかー？」
『まだまだよー』
俺がいくら話しかけても棒読みで返ってくる返事
そろそろ俺もさすがに苛立ってきて
寝室のベッドにもぐりこんだ
「この年で拗ねるとか…だっさ」
ｶﾞﾁｬ
2時間くらいしてAが寝室に入ってきた
『あれ、隆弘ー？』
俺は寝たふりをする
『あ、寝てる。笑』
Aもベッドの上に座った
しばらく構ってもらえなくて俺も寂しかったし
ちょっとAにいたずらすることにした
『隆弘〜起きて〜』
俺の髪の毛を触りはじめた
その瞬間、
ｶﾞﾊﾞｯ
『わ！びっくりした…もー笑』
「…気安く触んなよ」
『え？』
「テレビは？」
『見終わったよ！だから、「あっそ」…隆弘？』
俺はわざとそっけない態度をとる
しばらく沈黙が流れて気がついた
…Aがこっそり泣いていることに。
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parufwe sweet(プロフ) - あっちゃんさん» ありがとうございます!!楽しんでいただけてなによりです。頑張ります！ (2018年5月22日 14時) (
レス) id: e362b46b7b (このIDを非表示/違反報告)
あっちゃん - すごくきゅんきゅんします。続きが気になります。続きお願いします。 (2018年5月22日 11時) (レス) id: f83acd1f10 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：chiaaa | 作成日時：2018年5月21日 14時
