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「目標までの残り500枚前後の呪文カード。遅くとも2ヶ月で集まる…！！つまり、あと3ヶ月でクリア…！！」
ニッケスが指を立てる。…しっかりとした計画があり、期限も決められている。報酬が欲しいだけなら断る理由はないだろう。
「もちろん仲間に入ってくれたら、君達に今かかっている呪文も解除する。呪文にかかったら一度ゲームの外に出ないと解呪できないんだ」
眼鏡の男の言葉に、やっと聞きたい話が出てきたと耳を澄ます。
「呪文以外に自力でゲームを脱出するためには、ある場所に行きある条件をクリアする必要がある。しかし、それが出来なくて何年もゲームから出られないプレイヤーがいることは知ってるだろう？」
「……」
…とりあえず、現実に戻る呪文カードはあるらしい。あと"ある場所"で"ある条件"か。…伏せ字が多すぎて分からないな。
簡単なのは呪文カードだろう。しかし、呪文カードの枚数は限られている。それも現実に戻るための呪文はとても貴重な筈だ。誰かが独占していても可笑しくないし、独占でなくとももしものために取っているかもしれない。……こちらに取引材料がない限り、手に入れるのは難しいな。
なら後者の方法か。…結局、情報が足りないな。
「君達はどうする？」
ニッケスの視線がキルアとゴンに向けられる。
既にプーハットと、褐色肌の男は彼らの仲間に入ると宣言していた。
「キルア、ごめん」
「ん？何が？」
ゴンの言葉に私も見る。…ゴンは少し、怒ったような顔をしていた。
「オレはいい。自力でプレイするから」
ゴンの目的は父親の残したG.Iを楽しみ、体験すること。その先にゲームクリアがあっても、彼らのような方法には納得がいかないのだろう。
ゴンが背を向けて去っていくのを見て、キルアも軽やかに背中を向ける。
「リーダーがそう言うんでね。オレもパス！また後でな、A」
『うん』
キルアの少し嬉しそうな顔に私も微笑んで手を振る。
「あんたはどうする？」
ニッケスの言葉にそちらを向く。
『…因みに、外に出る方法はそれ以上詳しくは教えてもらえないですか』
「仲間になるなら、貴重だが呪文をあげてもいい」
『そうですか。なら、これ以上は望みません』
私は立ち上がり背を向ける。
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すってん(プロフ) - 続きの意志を示してくださって本当に嬉しいです！H×Hの作品でこちらが最も大好きな私です。最高に面白い作品を本当にありがとうございます！書き直し版もどちらも楽しみです！しかし無理はなさらずに、ご自分のペースで続けていただけたらな、と思います！ (4月14日 2時) (
レス) @page40 id: ff20551d0e (このIDを非表示/違反報告)
JRPG(プロフ) - たまごボーロさん» 続けるつもりではありますが、今のところネタ切れ+マンネリ化のため暫くはお休みする形にはなると思います…。なるべく早く続きが書けるように頑張りますね。 (4月12日 20時) (レス) id: c0cc0b1a31 (このIDを非表示/違反報告)
たまごボーロ(プロフ) - 碧は染まったも続けてくれますか？ (4月12日 19時) (レス) @page40 id: c5a7976f82 (このIDを非表示/違反報告)
JRPG(プロフ) - 作者です。前回の更新から約一年が経ちそうでした。新しい話の更新じゃなくてすみません。内容に関しては※お知らせをお読みください。 (4月12日 18時) (レス) id: c0cc0b1a31 (このIDを非表示/違反報告)
月華(プロフ) - JRPGさん» いえいえ、どういたしまして〜 (6月19日 1時) (レス) id: 2cdd8e90db (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：JRPG
| 作成日時：2022年12月6日 11時
